『事故車って売れないでしょ?』
『故障車ってどこで売ればいいの?』
『自分の乗ってるクルマは事故車になるのかな?』
事故車や動かなくなってしまったクルマでも売却は可能です。どうせ売れないだろうとそのままにしている人もいるかも知れませんが、事故車に該当しても業者に買い取りしてもらうことができます。
また、「そもそも自分のクルマは事故車に該当するの?」と疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。
当記事では、どんなクルマを事故車と呼ぶのか、どこで売却できるのか、売却時の注意点などについて詳しく解説します。
【先に結論】
- 事故車とは、車の骨格(フレーム)を修復した車のこと。骨格部分は9つのパーツが該当する。それ以外の部分の修復は事故車に当てはまらない。
- 事故車は買取可能だが査定額は下がる。売却先は事故車買取専門業者、中古車買取業者、ディーラーなど。
- 修復歴は隠さず申告すること。
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事故車の買取業者おすすめ3選
事故車は通常の中古車買取業者では買い取ってもらえない、値段がつかないこともあります。そのような場合は事故車買取を専門にしている業者に依頼するのがおすすめ。
中古車買取業者では値段がつかないようなクルマを買い取ってくれるおすすめの買取業者を3社紹介します。
1.カーネクスト
出典:カーネクスト
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【カーネクストおすすめポイント】
- どんなクルマも買取OK!
- 全国対応・年中無休!出張引き取り無料
- 面倒な手続きお任せ!廃車費用すべて無料で安心
株式会社ラグザス・クリエイトが運営する廃車専門買取業者。どんな車も買取OK、廃車費用すべて無料、全国出張引取り無料で廃車が初めての方でも安心して利用できます。
海外に独自の販売ルートにより、需要の高い国へ輸出することで値段がつかないようなクルマでも高額買取をつけられる場合も。
低年式・過走行・故障車・不動車など、他社では処分費用を取られてしまうようなクルマも0円以上の買取保証を実施。まずは一度無料査定を試してみるといいでしょう。
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2.事故車買取のタウ
出典:事故車買取のタウ
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【事故車買取のタウおすすめポイント】
- 業界トップクラスの買取価格!
- 最短翌日引取のスピード対応!
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事故車買取のタウは、累計取り扱い台数100万台を突破した厚い信頼・支持される買取業者です。全国に拠点を構えているからどこでも無料出張査定OK。※一部離島を除く。自走不可のクルマもお任せあれ。
24時間365日対応、引き取りは最短翌日のスピード対応。レッカー代や廃車手続き代行費用はすべて0円。手間も費用もかけずに事故車や廃車を買い取ってもらいたい方におすすめ。
公式サイトには売却シミュレーターを完備。査定士てもらわなくても概算価格を知ることができます。売却を検討されているなら一度シミュレーションしてみるのも一つの手ですよ。
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3.ハイシャル
出典:ハイシャル
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【ハイシャルおすすめポイント】
- どんな状態のクルマでも0円以上で買取
- 実車確認後の減額なし
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ハイシャルは、事故車でも廃車であってもどんな状態でも0円以上の買取保証を実施。独自の海外販売ルートとパーツリサイクル需要で満足の行く買取価格をつけることが可能です。
専門業者は全国に1,000社以上提携しているから自走不可のクルマも無料でレッカー引取りOK。全国どこへでも駆けつけてくれるから安心。
契約完了後の減額なし、実車確認後の減額なしなので安心して依頼できます。
当日買取にも対応しているから買取を早く済ませたいという方にもおすすめ。他で値段がつかなかったというクルマでもハイシャルなら買取価格が付く可能性があるので、一度査定依頼してみるといいでしょう。
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事故車ってどんなクルマ?事故車の定義
事故を起こしたクルマが「事故車」と思われている方は多いかもしれませんが、中古車業界では事故車の定義は異なります。事故を起こしたクルマのことを指しているわけではありません。
そのため、所有しているクルマが事故車に該当しないケースもあります。
事故車かどうかで適した買取方法が異なるので、まずは事故車の定義を理解しておきましょう。
事故車とは「修復歴車」のこと
出典:カーネクスト
中古車業界では骨格部分(フレーム)を修復したクルマを「事故車」と言います。逆に、骨格部分以外のものを修復したクルマは事故車とは呼びません。
クルマの骨格部分は以下の9箇所が該当します。
【クルマの骨格部分】
- フレーム
- フロントクロスメンバー
- フロントインサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフパネル
- ルームフロアパネル
- トランクフロアパネル
- ラジエターコアサポート
上記部分以外のものを修復しても修復歴車つまり事故車とは言いませんので、たとえばボディを修復しても事故車に該当しません。
そのため、ちょっとした接触事故でクルマを擦った程度は修復歴車にならないことがほとんどです。
損傷・修理歴がある場合 事故車に該当するパーツ |
損傷・修理歴があっても 事故車に該当しないパーツ |
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事故車じゃなくても事故車扱いされるケース
上述したとおり、骨格部分以外の修復は事故車と認定されません。たとえばドアの凹みや傷だけではクルマの骨格部分に影響がないので事故車に当てはまりません。
しかし、多くの売却者は事故車の定義をきちんと理解しておらず、それをいいことに事故車扱いにしてやすい査定額をつける悪徳業者もいます。そうならないためにも、事故車の定義をきちんと理解し買取査定に望みましょう。
また、自然環境によってクルマの劣化や損傷が大きくなり事故車扱いになってしまうケースもあります。
たとえば、お住いの地域に海があると塩分を含んだ風が継続的に車体に当たりサビが生じてしまうことがあります。雪国だと、冬に凍結防止剤を道路にまくためサビの進行を早めることもあります。他にも雹(ひょう)によってルーフなどが凹んでしまうこともあります。
これが原因で劣化や損傷が大きく結果的に事故車認定されることがありますので、洗車をこまめに行う、屋根がある駐車場を利用するといったことを心がけましょう。
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事故車は買取してもらえる
事故車に該当するクルマでも業者に買い取りしてもらうことは可能です。
以前までは事故車=廃車にするのが一般的で、買い取り業者自体も少数でしたが、現在は部品を解体して販売したり海外に輸出したりできるため、事故車を買い取りする業者が増加しました。
買い取られた事故車が辿るルートは主に次の3つ。
- 国内オークションに出品
- 部品を解体して販売
- 海外に輸出
近年、特に多いのが海外への輸出ルートです。日本車は高品質で海外での需要が高いため、事故車でも走行に問題なければ買い手が見つかりやすいです。反対に、自走できない状態のクルマは買取業者で買い取りできない可能性が高いので、自走不可なクルマの扱いがあるかどうかあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
事故車を売る方法
事故車の査定価格の付け方は業者によって変わってきます。クルマの損傷度合いや場所によっては高値をつけて買い取ってくれることもあれば、値段は付けずに引き取りだけすることもあります。
具体的に事故車は以下の3種類の業者に売却することができます。
- 事故車買取専門業者
- 中古車買取業者
- ディーラー下取り
クルマの損傷度合いによって売却する業者は変わります。どこに買い取ってもらうのがいいのか、ある程度の目星をつけておくとスムーズです。
事故車専門買取業者
骨格部分(フレーム)が損傷していたり修復歴がある場合は事故車専門買取業者へ売却するのがおすすめです。
骨格部分の損傷・修復歴ありのクルマは走行中の安全性に問題がある可能性が高いので、中古車買取業者では低額査定もしくは買い取りしてもらえません。
事故車専門買取業者は、事故車を売却するためのノウハウ・実績があるので中古車買取業者では値段がつかないようなクルマも買い取りしてくれます。
どれだけ状態が悪いクルマでも、最終的には鉄資源として売れるルートを持っているため事故車専門買取業者は事故車も買い取りしてくれるのです。
中古車買取業者
ボディに小さな傷や凹みがついてる程度のいわゆる事故車(修復歴車)扱いにならないクルマは、一般的に中古車買取業者が高額買取を期待できます。
クルマの骨格部分に修復歴がなければ走行中の安全性への悪影響が少ないと判断されるので、中古車買取業者への査定を検討するといいでしょう。
ディーラー下取り
ディーラーでも事故車を引き取ってもらうことは可能です。ただし、あまりにも状態が悪かったり損傷が大きいと下取り不可となることもあります。
ディーラーで事故車を下取りしてもらう場合、「引取手数料がかかる」「解体費用を取られる」「自走不可はレッカー代がかかる」「廃車手続き代行費用がかかる」「出張査定不可」「査定金額が期待できない」など多くのデメリットがあります。
また、ディーラー下取りはあくまでも新車購入を前提としたサービスなので、新車を購入しない場合は事故車を引き取ってもらうことはできません。
以上のことから、事故車を売却する場合、まずディーラー以外を考えることをおすすめします。
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事故車の買取相場は?
事故車でも買い取りは可能ですが、その上で気になるのが通常のクルマと比べた買取相場ではないでしょうか。事故車はどの程度の価格で買い取りされるのか、ここでは事故車の買取相場について解説します。
事故車の買取相場は通常の車の50%程度が目安
事故車は修復歴のないクルマと比べると買取金額がグッと下がります。元の車の買取金額は様々な要素に左右されるため、「事故車だから○万円引かれる」ということは言えないのが実情です。
しかしながら、事故車の査定金額の平均としては修復歴のないクルマと比べて50%程度になることが多いです。特に損傷がひどく修理されていない車だと大幅に減額されるので注意が必要です。軽自動車で20万円、普通車で30〜50万円程度の減額が目安と考えておきましょう。
元の価格が高いほど減額幅は大きくなるので、少しでも高く売りたいのであれば売却先は十分検討したほうがいいでしょう。
事故車の買取金額が安い理由
事故車、つまり修復歴車はなぜ買取金額が安いのか、その理由は車の走行に大きく影響するからです。
事故に遭いクルマの骨格を修復した場合、修復したから問題ないというわけではありません。実際は完全に修理できたとは言い切れないのです。骨格のわずかな歪みなどによって、まっすぐ走れない勝手に曲がってしまう、雨漏りしてしまうことなどがあります。
このようなことから事故車の買取金額は安くなりがちです。
修理してあるかどうかでも買取金額は変わる
事故車を売却する場合、事故にあったそのままの状態で売却するとなると修理が必要になるので減額幅は大きくなります。
一方、事故に遭ったものの修理してある状態のクルマは減額幅は少なめになります。状態次第ではありますが、事故車でも修理していれば減額幅が10万円程度で済むケースもあります。
事故車の買い取り相場シミュレーション「タウ」を利用
出典:事故車買取のタウ
事故車を専門に扱う「事故車買取のタウ」では、無料で査定価格をシミュレーションできます。
シミュレーション価格はあくまでも予想価格であり正確な買取価格ではないですが、事故車の買取事例をチェックしておけばより正確な買取価格をイメージすることができます。
査定依頼する前に一度シミュレーションするのも一つの手です。
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事故車を高く買い取りしてもらう5つのコツ
事故車とはいえ、少しでも高く売りたいと思うはずです。ここでは、事故車を高く売るためのコツ・ポイントを紹介します。
【事故車を高く買い取りしてもらうコツ】
- まずは事故車に当てはまるか確認する
- 複数業者で査定してもらう
- 事故の責任が相手にある場合は「事故減価額証明書」を発行してもらう
- 売却までキレイに保管する
- クルマの損傷度合いによって売却先を選ぶ
コツ1.まずは事故車に当てはまるか確認する
先述したとおり、「事故車」とはクルマの骨格部分(フレーム)に修復歴のあるクルマのことを指します。つまり、骨格部分以外を損傷、修理している場合は事故車扱いにならないことがあるということです。
事故を起こしたから「事故車だ」と思いがちですが、実は事故車に該当しなかったというケースは意外と多いです。一方、車同士でない自損事故による衝突で骨格部分が損傷し事故車に該当するケースもあります。
事故車かどうかで査定金額が大きく変わりますので、査定結果次第では高額で売却できる方法が異なることもあります。
修理をしたほうが得する場合と事故車の状態のまま売ったほうが得する場合があります。売却価格の目安を知るためにも、修復した部分が骨格部分なのか、それ以外なのかを調べておくことをおすすめします。
コツ2.複数業者で査定してもらう
クルマの買取価格は業者によってまちまちです。それは事故車の場合も同じ。査定士の判断にはバラツキがありますし、業者によって得意とする買取物も違います。
そのため、複数の買取業者に査定を依頼し一番高く買い取ってくれるところにお願いするのがおすすめです。
また、事故車への知識がない人が多いことから安く買い叩こうとする業者も少なからず存在します。特に事故車ではないのに事故車認定する業者には気をつけましょう。
そのようなことを防ぐためにも、複数の買取業者に査定士してもらうことは有効です。ネット上で一度の申し込みで複数社に査定依頼することもできるので利用しましょう。
3.事故の責任が相手にある場合は「事故減価額証明書」を発行してもらう
もらい事故のような相手に過失がある事故で「事故車」となってしまった場合、事故減価額証明書を提出することで査定の減額を避けることができます。
※事故減価額証明書は一般財団法人日本自動車査定協会が発行します。
事故減価額証明書は事故の責任が相手にある損傷で、評価額がどの程度下がったかを算出した証明書です。事故減価額証明書を提出しないとクルマの価値が事故によって下がったことを証明できません。
さらに、証明書を相手の保険会社に提出すれば、事故によって下がった査定額の差額分(補償金)を補填してくれます。
【事故減価額証明書の取得方法】
- 査定協会に電話で問い合わせ、査定場所や日時を確認し予約※1
- 必要書類等を渡して査定してもらう※2
- 証明書を受け取る(後日郵送)
※1.最寄りの査定協会はこちらから
※2.必要書類等…査定対象のクルマ(キーも必要)、自動車検査証、自賠責保険賞、整備手帳(保証書)、取扱説明書、修理見積書の写し
事故減価額証明書を買取業者に提出することで傷や凹みを考慮したうえで査定してもらえます。
コツ4.売却までキレイに保管する
事故車は壊れているため、汚い状態のまま適当に放置してしまいがちです。しかし、手放すまでは可能な限りキレイに保管しておきましょう。
特に傷や凹みはコーティングや剥げて鉄が露出していることもあり、雨などによって変色や腐食したりしてしまいます。
買取業者にクルマを引き渡すまでクルマの価値を下げないように、車庫に入れたりブルーシートを使用して保管しておくことをおすすめします。
コツ5.車の損傷度合いで売却先を選ぶ
クルマの損傷度合いは査定額に大きく影響します。そのため、適した売却先を選ぶと査定額は上がります。
修復歴はあるものの自走できるクルマであれば中古車買取業者へ、0円査定や不動車は廃車買取業者に買い取りしてもらうのが良いでしょう。また、買取業者によっても種類があり、業者ごとにニーズが違うので適した売却先を選ぶようにしましょう。
新車に買い替える予定で手間をかけたくない人はディーラー下取りを検討するといいでしょう。ディーラー下取りは買取価格は低いですが手間をかけずに新車に乗り換えたい人におすすめです。
▼関連記事▼
ディーラー下取りが安い3つの理由!買取業者との違いとメリット・デメリットを解説
修理すれば走行可能な損傷や修復歴ならば、中古車買取業者がおすすめです。人気車種やスポーツカーなど特定の層に人気がある車はディーラー下取りよりも査定額は高めです。
損傷が激しいクルマは、廃車や事故車を専門に扱う買取業者への売却も検討するといいでしょう。他では値段がつかないようなクルマでも値段をつけて買い取ってくれる可能性があります。
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事故車買取3つの注意点
事故車を売却する際、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。注意点を抑えないことで結果的に損してしまうこともあるので確認しておきましょう。
【事故車買取3つの注意点】
- 事故の経緯・修復歴は隠さず買取業者に伝える
- 査定額に還付金が含まれているかチェック
- 売却する場合は修理はしない
1.事故の経緯・修復歴は隠さず買取業者に伝える
事故や修復歴を隠した場合、売買成立後に瑕疵担保責任※を問われる恐れがあり、故障が不利になったり決裂したりする可能性があります。
※瑕疵担保責任…『取引上、一般的に発見できない瑕疵に対して責任を負う規定』に対して、契約不適合責任は『契約内容と異なるものを提供した場合に責任を負う規定』。買い主は売り主に対し「損害賠償請求権」と「解除権」の他に、「追完請求権」「代金減額請求権」も請求できる。
「事故ったけど目に見えない修復歴だからバレないでしょ」と思うかもしれませんが、クルマの買取業者はプロですから隠し通すことは不可能です。
嘘をついていることがバレればトラブルになりかねませんから、査定士てもらう時は本当のことを伝えましょう。
2.査定額に還付金が含まれているかチェック
クルマを手放す際、税金が還付される場合があります。還付金は主に次の3つ。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険
自動車税は、解体された場合の翌月から月割り還付となります。廃車の場合は還付なしとなります。なお、軽自動車は自動車税の還付制度はありません。
自動車重量税は一時抹消登録または永久抹消した翌月から月割り還付されます。ただし、車検期間が残り1ヶ月あることが条件となるので注意してください。
自賠責保険は、一時抹消登録または永久抹消した翌月から月割り還付されます。重量税同様に車検残存期間が1ヶ月あることが条件です。
提示された査定額に還付金が含まれているのかどうか確認し把握しておきましょう。中には査定価格に還付金を含んでいる業者もあるため、別で還付金が帰ってくると思ったらそうじゃなかった当ケースもあります。
クルマを売却する際は査定額の内訳をきちんと確認しましょう。
3.売却する場合は修理はしない
クルマが動かない状態の場合、買取価格よりも修理費用のほうが高くなるケースが多いです。たとえ修理したとしても査定額にさほど良い影響はありません。車を手放すのであれば修理はしないほうがよいでしょう。
とは言え、車内の清掃や自分で修理・交換できる部分があれば査定アップに繋がる可能性はあります。事故車だからと放置せず、これ以上、劣化させないためにもできる範囲でキレイにしておくようにしましょう。
事故車の買取の流れ5ステップ
事故車・故障車を売るまでのカンタンな流れを紹介します。基本的には通常のクルマ売却と流れは同じです。
【事故車買取の流れ】
- 査定の申込み
- 出張査定
- 契約
- クルマの引き取り
- 査定代金の支払い
ステップ1.査定の申込み
事故車は専門の買取業者に買い取ってもらうのが基本。中古車買取業者やディーラー下取りを利用するよりも高く売れる可能性が高いです。※ディーラー下取りは安いので最終手段
個人売買やオークションという方法もありますが、手続きが面倒なうえにトラブルが多いことを考慮するとおすすめできません。
事故車専門の買取業者も一般的な中古車買取業者と同様に公式サイトの申し込みページやLINE公式アカウント、電話などから申込可能です。
査定の申込みには事前にクルマの情報が必須になるので、損傷状態、走行距離、グレードなどをきちんと把握しておきましょう。手元に車検証があるとスムーズです。
ステップ2.出張査定
WEB上で査定価格を算出してくれる業者もありますが、それはあくまでも概算価格であり確定金額ではありません。
より正確な査定額を提示するため現車をチェックしてもらう必要があります。
走行不可で店舗に持っていけないという場合でも問題ありません。多くの買取業者が無料の出張査定を行っているので、日程調整の上クルマの保管先まで出張査定をお願いしましょう。
事故車の保管先は自宅だけでなく職場や整備工場であっても問題ありません。また、業者によっては立ち会いなしでも受け付けてくれます。
ステップ3.契約
査定金額に納得したら契約手続きに入ります。クルマの売買契約書が発行され、名義変更に必要な書類は自宅あてに郵送されます。
ステップ4.クルマの引き取り
契約手続きが完了したら、後日指定の場所まで車両運送トラックで引き取りに来ます。
レッカー代は無料で対応してくれる業者が多いですが、費用面については契約前に必ず確認しましょう。
ステップ5.買取代金の支払い
無事にクルマが引き取られたら後日、買取代金が支払われます。買取代金は指定の金融機関口座への振込が一般的です。
また、名義変更が完了次第、郵送もしくはメールにて知らせが来ます。
保険会社に自賠責保険の解約申請すれば未経過の保険期間に応じた還付金が支払われます。申請手続きを無料で代行してくれる業者もあるので確認するといいでしょう。
自動車税・重量税の還付は税事務所より行われます。特に必要な手続きはありませんが、自宅あてに還付書類が郵送されるのは2,3ヶ月程度かかります。
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事故車を廃車にする場合の手続き
事故車の状態次第では専門の買取業者でも買取金額がつかず、廃車にせざるを得ないときもあります。
廃車は手続きの手間と費用がかかるため、その場合は廃車専門の業者を利用するといいでしょう。廃車専門業者は自走不可のクルマでもレッカー代などの費用がかからず、廃車手続きを無料で代行してくれるところが多いです。
ここでは、廃車の手続きについてカンタンに紹介します。
※廃車手続きには「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種類あります。ここでは、廃車にするクルマに以後乗らないケース「永久抹消登録」の手続きを紹介します。
廃車(永久抹消登録)の手続きに必要なもの
廃車(永久抹消登録)手続きには以下のものが必要となります。
準備するもの | 注意点 |
---|---|
ナンバープレート | 前後2枚用意 |
実印 | 発行日から3ヶ月以内のもの |
印鑑証明書 | 市・区役所、コンビニ等で発行、 発行費用300円程度 |
自動車検査証(車検証) | 電子車検証でも可 |
申請書 | 運輸支局窓口にて受け取り |
手数料納付書 | 運輸支局窓口にて受け取り |
自動車税申告書(環境性能割・種別割) | 運輸支局窓口にて受け取り ※不要な地域もあり |
移動報告番号(リサイクル券番号) | 「使用済自動車引取証明書(解体業者から発行される)」に記載あり。 |
解体報告記録日 | 業者から解体終了した報告を受けた日付にて用意 |
転居により車検証と印鑑証明書の住所が異なる場合は住民票も必要です。
廃車(永久抹消登録)の手続き流れ
- ナンバープレートを外し、自動車の解体処理を行う
- 必要書類を揃え、運輸支局へ行く
- 運輸支局でナンバープレートを返却する
- 書類一式を提出
- 登録識別情報通知書の受け取り
- 自動車税の還付手続き
廃車手続きは、クルマの解体処理が終了した報告を受けた日から15日以内に済ませてください。違反すると罰金に処されることもあるので廃車手続きは一気に済ませましょう。
事故車買取のよくある質問
ローンが残っている場合でも買い取りできる?
ローンが残っている場合は所有者を確認し、所有者が本人の場合はすぐに買取を依頼可能です。
名義がローン会社になっている場合はすぐに買取はできません。その場合は、ローンを完済する必要があります。
修理してから査定に出したほうがいい?
傷や凹みを修理したほうが買取額は高くなるケースが多いですが、修理箇所によって修理費用は大きく違ってくるので、買取額よりも修理費用が高くなるケースもあります。
修理を出す前の査定額と修理に出してからの査定額、修理費用を比べてどれがオトクなのか見極めるのがいいでしょう。
買い取りされた車のその後は?
買い取られた事故車は、修理すれば走行可能な場合は修理後に中古車販売店やオークションなどで販売します。海外は日本より行動規制が厳しくないため、海外へ輸出することが多いです。
修理不可な場合は解体し、パーツごとに販売します。それも難しい場合は鉄資源として扱われます。
補償金がもらえるって本当?
修復可能な損傷度合いであれば、事故の相手方の保険会社から補償金をもらうことも可能です。そのために「事故減価額証明書」が必要になるので忘れず発行しましょう。
ただし、交通事故の加害者の場合は補償金はもらえませんので注意してください。この場合は、事故減価額証明書も発行できません。