車のサブスクの審査は厳しい?「普通に働いて負債がなければ」通過は難しくない

車のサブスク基礎知識

『車のサブスクって審査があるの?』
審査に通らないとリース契約できないって本当?』
審査に通りやすいのはどんな人?逆に落ちやすいのはどんな人?』

車のサブスクを利用するには審査に通ることが必須条件です。

審査と聞いて不安になる方もいらっしゃいますが、車のサブスクはカーローンよりも審査に取りやすく、カーローンが駄目でも車のサブスクは利用できたという実績があるのも事実です

当記事では、車のサブスクの審査基準や、審査通過のポイント、審査落ちする原因を解説します。併せて、審査が不安な人におすすめの車のサブスクも紹介します。

近年サブスクがブームということもあり、カーリースも「サブスク」と表現されることが増えています。車のサブスクもカーリースも月々定額で自由にクルマを使えるという点には変わりありません。そのため、当サイトでは基本的に車のサブスクに統一し解説しています。厳密に言うと両者には違いがあるので、サービスを選ぶ際は提供内容をよく比較検討したうえで決めることをお勧めします。

車のサブスクとカーリースの違いについてはこちらの記事をご参照ください。

車のサブスクがカーローンよりも審査に通る可能性が高い理由

車のサブスクが、カーローンよりも審査に通りやすいのは「車のサブスクの仕組み」が大きく関係しています。

車のサブスクは、あらかじめ残価を設定し、車両本体価格から残価を差し引いた金額で月額利用料を算出します。そのため、審査の対象となる車両本体価格は購入する場合より低くなります。

残価…契約満了時の車の予想価値

【車両本体価格300万円の車で審査する場合】

購入:300万円分が審査対象

車のサブスク:300万円−50万円(残価)→250万円分が審査対象

このように、同じ車でも残価設定があることによって車のサブスクのほうが審査対象となる車両本体価格が安くなるので、カーローンよりも審査に通りやすいのです。

また、車のサブスクは車を所有するのではなく、借りて使用するサービスなのも審査に通りやすい理由の一つです。

車のサブスクでは、契約車両の車検証上の所有者は「リース会社」ですから、万が一支払いが滞ったときは所有者である会社が担保してくれるのでカーローンよりも審査通過の可能性が高いのです。

私の妻もパートで年収100万円程度ですが、KINTOでヴォクシーを契約できました。審査基準は各社で異なりますが、車のサブスクはカーローンよりも審査に通る可能性があるといえるでしょうね。

審査なしの車のサブスクはない

審査なしで利用できる車のサブスクは残念ながらありません。

車のサブスクを利用するのになぜ審査があるのか?その理由は、リース会社が利用者から利用料金を払ってもらえないリスクを避けるためです。

車のサブスクは、契約者が選んだクルマをリース会社が購入し、契約期間を決めて契約者に貸し出します。そして、契約者はリース会社に毎月利用料金を払うという仕組みです。

リース会社の立場を考えれば、「車を貸したのに利用者が利用料金を払ってくれない」という状況は一番避けたいとこ。そのようなリスクを負わないためにリース会社は審査を行うのです。

そのため、審査なしの車のサブスクはありません。

車のサブスクの審査でチェックされる5項目

車のサブスクの審査基準は非公開です。しかし、一般的に考えられるチェックポイントをおさえておけば審査通過の可能性を高められます。

車のサブスクの審査で主にチェックされる項目は次の5つです。

  1. 年齢
  2. 職業、雇用形態
  3. 収入
  4. 勤続年数
  5. 信用情報

1.年齢

車のサブスクは、サービスや会社によっては申し込み対象年齢に制限を設けています。年齢制限を設けている場合は、その年齢に満たなければ申し込みできません。

多くの場合、申込可能年齢は18歳以上としていますが、未成年が申し込む場合は連帯保証人が必要としているケースが多いです。

2.職業、雇用形態

安定収入が得られる職業や雇用形態は審査に有利です。代表的なところで言えば公務員や上場企業の正社員でしょう。安定した職に就いている=利用料金を滞納するリスクが低いと見られるからです。

一方、パートやアルバイトは収入が不安定と判断される傾向にあります。

もちろん、審査は総合的に判断されるので「パートだから」「正社員じゃないから」という理由だけで審査落ちするわけではありません。パート・アルバイトであっても、毎月きちんと収入を得ており月額利用料を問題なく支払い続けられると判断されれば審査に通る可能性は十分にあります。

3.収入

収入が高いほうが支払い能力が高いと判断されるので一般的に車のサブスクの審査では有利です。明確な基準はありませんので、年収1000万円ならOK、年収200万円はNGということはありません。

車のサブスクでは年収200万円未満は審査に通りづらい傾向にありますので、一つの目安とすると良いでしょう。

また、収入の高さだけでなく収入に占める返済額の割合「返済負担率」が重要視されます。毎月のリース料金や他の項目とのバランスも考慮されるので年収が高いから審査に必ず通るというわけではありません。

収入面では

  • リース代を確実に支払ってもらえるか?
  • 契約満了まで支払い続けることができるか?

以上のことが重要視されます。

収入に対してリース代の比率が高すぎると審査に通る可能性は低いです。このあたりの基準も会社によって異なりますが、目安は年間の利用料金とその他のローンの合計額が年収の3割前後までとなります。

たとえば、年収500万円の場合、年間の支払額が150万円程度のリース契約は審査に通る可能性があります。ただし、この他に50万円のローンやクレジットなどの返済・支払いがあると審査通過は厳しくなるという見方ができます。

収入がない主婦(主夫)や年収200万円未満のアルバイトでも、保証人が付けられる、担保にできる不動産があるなどすれば審査通過の可能性が高まります。

とはいえ、収入が高いほど返済負担率は低くなりますから審査ハードルは下がるでしょう。

4.勤続年数

勤続年数が長いと安定収入が得られていると判断されやすく、車のサブスクの審査で有利に働きます。

勤続年数に明確な基準はありませんが、最低でも1年以上あるのが望ましいです。一般的に勤続年数年未満は収入が不安定とみなされやすく、審査に不利になる傾向にあります。

車のサブスクの契約を急いでいないなら、1年以上働いてから申し込むのも一つの手です。

5.信用情報

車のサブスクの審査でも、カーローン同様に信用情報が照会されます。

信用情報とは、簡単に言うとクレジットやローンなどお金に関する取引履歴のことで、借りたお金をきちんと返してくれる信用できる人間なのかの判断基準とされています。

リース会社と提携している信販会社は個人信用情報機関から申込者の信用情報を入手し審査に役立てます。

日本には個人信用情報機関が3つあります。KSC…全国銀行個人信用情報センター、CIC…株式会社シー・アイ・シー、JICC…株式会社日本信用情報機構。

車のサブスクの審査において信用情報は重要度が高いです。

というのも、信用情報を見ればその人(申込者)が借りたお金をきちんと返してくれる信用できる人間なのかどうかがわかってしまうからです。

クレジットやローンを毎回遅れることなく支払い・返済ができていれば、その履歴を見て「きちんと返済や支払いができる」「信用できる人だ」と評価され審査通過の可能性が高くなります。

逆に、毎回のように遅延したり滞納している状態が続いていると、「お金にルーズな人だな」「信用できなさそう」と判断され審査落ちする可能性が高くなります。

  • 信用情報(CIC)のサンプル

↑こちらは実際に私が取り寄せた信用情報(CICのクレジット情報)です。

信用情報に記録されていると審査落ちの可能性が高くなるのが「異動情報(金融事故情報)」です。異動情報とは、信用情報に登録されるネガティブ情報のことで具体的には「延滞・遅延」「債務整理」「代位弁済」「強制解約」があります。

安定した職に就いていて高収入であっても異動情報が記録されていると、それだけで審査落ちしてしまう可能性があります。それだけ審査における重要度が高いものです。

延滞や債務整理をしたことがあるなど心当たりがある場合は、申し込みする前に一度自分の信用情報を確認してみると良いでしょう。個人信用情報機関に開示請求することで、自分の信用情報を見ることができます。

KINTOは審査が通りやすい!?最短即日で審査結果がわかります


出典:KINTO

トヨタKINTOは2019年にできたばかりのサービスなので、実績を伸ばすために集客に力を入れています。審査会社はトヨタのグループ会社、つまり自社サービスを自社のグループ会社で審査しているので比較的審査に通りやすいと言われています。

審査結果が出るのも早く、最短即日で審査が完了することも多いです。このことからも、KINTOは他社カーリースよりも審査が簡易的だと推測できます。

事実、私の妻は年収100万円のパート主婦ですが、KINTOでミニバンのヴォクシーを契約しました。

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トヨタKINTOのデメリット2個を現役キントユーザーが解説します

車のサブスクの審査通過の可能性を高める7つのコツ

車のサブスクの審査基準を正確に把握することはできませんが、ポイントをおさえれば審査通過の可能性を高めることができます。

車のサブスクの審査通過の可能性を高める7つのコツをご紹介します。

  1. 自分の信用情報を確認する
  2. 正確な情報で申し込む
  3. 車両価格の安い車で申し込む
  4. 頭金を入れる
  5. 車のグレード、オプションを見直す
  6. 他のローン残債を減らす、完済する
  7. 連帯保証人を付ける

1.自分の信用情報を確認する

車のサブスクに申し込む前に必ず確認しておきたいのが「自分の信用情報」です。

過去にクレジットやローンの支払・返済が遅れていたり長期滞納していたりしていた場合、その履歴が残っていると審査に悪影響を与えます。見落としがちですがスマホ本体の分割購入も信用情報に記録されるので、もし払い忘れた経験がある方は要注意。

支払いや返済を遅滞なくできていれば審査にはプラスの影響となりますが、延滞や債務整理(任意整理や自己破産)など支払い・返済をきちんとできてない人は審査落ちする可能性が高いです。

※債務整理…支払い・返済できなくなった借金等を法的な手続きによって減額、または免除してもらう手続きのこと。個人信用情報機関に5~10年程度は記録が残りますが、期間経過後は消滅します。


出典:JICC

支払いや返済に遅れたことがあるからと言って、絶対に審査に通らないわけではありません。その情報も参考にした上で審査会社が判断します。ただ、審査へのマイナス影響があることは間違いありません。

特に任意整理・個人再生・自己破産など債務整理をした場合は「また同じことをする可能性が高い」「返済能力がない」と判断されるので、過去に債務整理した経験があり個人信用情報機関に記録が残っている間は審査通過は諦めたほうが良いでしょう。

心当たりのある方は、個人信用情報機関に開示請求し自分の信用情報を確認してみましょう。

2.正確な情報で申し込む

車のサブスクに申し込む際には、勤務先や年収、勤続年数など様々な情報を申告します。「審査に通るために少し誤魔化しちゃおう」と考える人もいますが、虚偽の申告は絶対にやめましょう

大抵の場合、虚偽申告はバレます。嘘の申告が判明した場合は信用できないと判断され即審査落ちする可能性が高いです。仮に、故意でなくても、間違った情報を申告すれば確認のために審査がスムーズに進みません。

意外と正確な情報で申し込みする、ということができず審査落ちしてしまう人が少なくありません。間違いがないかどうか、きちんと確認した上で申し込みしましょう。

3.車両価格の安い車で申し込む

車両価格が安い車ほど月々の月額利用料は下がりますので、車両価格が安い車を選ぶことで審査通過の可能性を高めることができます。

ただし、長期利用を前提としている場合、安いからという理由だけで希望に合わない車種を選ぶと後悔する羽目になります。車両価格だけでなく、慎重に選び進めるようにしましょう。

サービス会社によっては「お試し審査」ができるところもあり、審査後に予算や希望に応じた車種で申し込みすることもできます。

まずは車両価格が一番安い車で試しに審査申し込みし、その後に相談しながら車種を決めるという手もあるので気軽に試してみましょう。

4.頭金を入れる

車のサブスクは頭金や初期費用などのまとまったお金不要で新車に乗り始められるのがメリットです。ですが、審査に通ることを最優先にした場合、頭金を入れることで月々の支払額が抑えられるので審査に有利に働きます。

まとまったお金を用意できるなら頭金を支払うことも検討しましょう。ただし、サービス・会社によっては頭金が入れられないところもあるので確認しておきましょう。

5.車のグレード、オプションを見直す

同じ車種でもグレードを上げたり付けるオプションが多くなれば、その分、月額料金と総額は大きくなります。金額が高くなるほど審査通過のハードルは高くなりますので、審査に自信がない場合はグレードを下げてオプションは必要以上に付けないようにしましょう。

たとえば、「ガソリン車」か「ハイブリッド車」なのかだけでも価格は数十万円ほどの差が生じます。強いこだわりがない限りは一般的なグレードもしくはその中で最も価格が安いグレードで申し込むことをおすすめします。

いったん安価なグレードで申し込んで、審査通過後にグレードの変更を個別に相談してみるのが良いでしょう。

6.他のローン残債を減らす、完済する

車のサブスクの審査では、クレジットやローンなど他の借入状況も確認されます。その際に重要視されるのが「返済負担率」です。収入(年収)に対する借入額の割合が30%を超えていると審査落ちの可能性が高いです。

もし、クレジットやローンの残債がある場合はすぐに申し込みせず、繰り上げ返済するか可能であれば一括返済して残債を減らしてから審査申し込みしましょう

7.連帯保証人を付ける

年収が低い、収入が不安定など審査に不利な状況な場合はあらかじめ連帯保証人を検討しておくと良いでしょう。

連帯保証人は基本的に親や兄弟などの親族であることが条件となっています。他には「成人している」「安定収入がある」「勤続年数1年以上」「税金の未払いがない」「反社会勢力ではない」といった条件が挙げられます。

未成年や専業主婦の場合、連帯保証人を立てることはほぼ必須となるので、申し込みする前に必ず相談しましょう。

審査が不安な人には「トヨタのKINTO(キント)」がおすすめ


出典:KINTO

車のサブスクの審査が不安な人におすすめしたいのがトヨタ「KINTO」です。なぜ、審査が不安な人にもおすすめなのかその理由は「当サイト管理人である私の妻も実際に契約している」からです。

というのも私の妻は働いているものの職業や収入、信用情報からは一般的に審査に不利な状況の中でKINTOの審査を通過しているのです。

KINTO契約の体験談記事はこちら>>

参考までに審査通過当時の妻の職業や収入、債務状況などをカンタンにご紹介します。

  • 年齢:36歳
  • 配偶者:あり
  • 職業:飲食業
  • 雇用形態:パート
  • 年収:100万円程度
  • 借入:あり、合計50万円程度
  • 支払い・返済の遅延:一度もなし
  • 持ち家:あり(住宅ローンは夫名義)
  • 契約車種:トヨタヴォクシー(月額利用料55,000円程度)

私の妻は平日の18時頃に申し込んで翌日の9時30分頃には審査結果が届きました。

正社員じゃないとダメかと思ってたので驚きました。しかも審査結果が出るのも早かったですし、意外と簡易的な審査なのかもしれませんね〜。

また、私達以外にもKINTOの審査を通過した人たちの口コミを「X(旧Twitter)」で調べてみると、審査に関して気になるものがあったのでご紹介します。

コチラの方は申込み完了からわずか6分で結果が出たとのこと。しかも審査通過。車のサブスクの審査って時間がかかりそうなイメージがありますが、他社の車のサブスクと比べてKINTOの審査は簡易的なのは間違いなさそうです

続いてはこちらの方のツイートを見てみましょう。

借金が1000万円もあるのにKINTOの審査を通ったとのこと。職業や雇用形態、勤続年数、年収などの状況がわかりませんが一つ言えることは「KINTOの審査においては借入はマイナス要素にはなりにくい」ということでしょう。

実際、私の妻がKINTOに申し込んだときも申込画面には借入状況を入力する項目はありませんでした

恐らく、KINTOの審査では申込者の信用情報はチェックするものの借り入れがあるかどうかではなく「支払いの遅延・延滞」「債務整理していないか」などの異動情報(ブラックリスト入り)が判断基準となっているのかもしれません

異動情報が記録されていることを巷ではブラックリストと言われています。さすがにブラックリスト入りしているとKINTOの審査に通るのは無理かなと思います。

他にもKINTOの審査が通りやすいと考えられるのには「自社グループ内での審査だから(トヨタファイナンス)」「車の所有権がKINTOにあるから支払不能のときは車を回収できる」などが挙げられます。

審査は不安かもしれませんが、申し込んでみないことには結果はわかりません。私の妻のように案外すんなりと審査通過できるかもしれませんよ。

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KINTOの審査は甘い?年収100万のパート主婦がヴォクシーを契約しました

車のサブスクの審査落ちの原因と対処方法

ここでは車のサブスクの審査落ちの原因と再申し込みで審査落ちしないための対処法を解説します。

車のサブスクの審査落ちする原因

車のサブスクの審査に落ちる主な原因は次の6つです。

  1. 収入に対してリース代が高すぎる
  2. 勤続年数が短い
  3. 信用情報に問題がある
  4. 他に借り入れがある
  5. 未成年もしくは高齢である
  6. 虚偽申告している

1.収入に対してリース代が高すぎる

収入に対してリース代が見合っていないと審査落ちする可能性が高いです。車のサブスクでは毎月リース代を払うので、年収に対して年間の総支払額がどれぐらい占めるのかを見られます。

目安は年収の3分の1程度。たとえば、年収300万円なら月々のリース代が8万円程度(年間96万円)が審査通過ギリギリのラインとなります。

ただし、これはあくまでも目安に過ぎません。毎月の出費はリース代の他にもあるはずですから、たとえば生活費や家賃代なども含めれば月々8万円のリース代を払っていくのはかなり無理があります。他にローンを組んでいればなおさらです。

このように他の出費も含めて年収に対してリース代が高すぎだと審査落ちの可能性が高くなります。

2.勤続年数が短い

勤続年数が短すぎると支払い能力がないと判断され審査落ちすることになります。勤続年数が短いとすぐに辞めてしまう、転職を繰り返す可能性があるとみなされ安定性にかけると判断されるからです。

車のサブスクは中長期的な契約となるので、継続して月額利用料を支払える能力があるかが重要です。

勤続年数はできれば3年以上、最低でも1年以上あるのが望ましいです。現時点で勤続年数が短いという場合は条件を満たしてから再申し込みするのが良いでしょう。

3.信用情報に問題がある

クレジットやローンの支払・返済を遅延したり長期にわたり滞納したことがある場合、その事実が信用情報に「異動情報(金融事故)」として記録されてしまい審査に不利になります。

支払いが2,3日遅れる程度であれば遅延の記録が残ることはありませんが、長期間に渡り支払いせずにいると延滞の記録が残り、審査に影響を及ぼします。具体的には61日もしくは3ヶ月以上支払い遅延すると異動情報が記録されます。

また、携帯電話の支払いは、携帯電話本体の分割払いが含まれている場合、支払い遅延すると個人信用情報機関に記録されるため審査に影響を及ぼします。分割払いが含まれておらず、通話料金等の支払いだけの場合は滞納しても記録されません

税金や公共料金の支払遅延・滞納は審査に影響する?

税金や国民健康保険料、公共料金等の支払い滞納は車のサブスクの審査に影響しません。これらの支払いは個人信用情報機関に登録されないからです。

ただし、長期滞納によって銀行口座を差し押さえられると、クレジットやローンの返済が自動的に行われず滞納に繋がる可能性はあります。支払う必要がある料金は滞納しないようにしましょう。

【審査に影響する滞納】

携帯電話本体の分割払い、奨学金の返済、クレジットカードの支払い、ローンの返済など。

【審査に影響しない滞納】

住民税、所得税、国民年金、健康保険、家賃、公共料金の支払い(光熱費、ガス代金)、NHK代金、新聞代金、インターネット使用料(プロバイダー料金)など。

4.借り入れが多い

ローンを組んでいる、他に借り入れがある場合は審査落ちに影響します。

高額な借り入れをしていたり、クレジットカードの支払いをリボ払いにしていたりするとリース代の支払いが難しいと判断され審査落ちの可能性が高いです。

支払いや返済とリース代の年間総額が年収の3分の1以上になると審査通過は難しくなります

5.未成年もしくは高齢である

車のサブスクの申込みには年齢制限が設けられています。一般的には20歳〜75歳までとしているところが多く、未成年や高齢者は安定収入がないとみなされ審査落ちする可能性があります

サービス・会社によっては未成年もしくは高齢者であっても連帯保証人を立てることで審査通過できる場合もあります。

6.虚偽の記載をしている

車のサブスクは、リース会社と利用者の間に「信用」が成り立って契約が結ばれます。そのため、嘘の内容で申し込むと審査で大きなマイナスになります

虚偽申告で特に多いのが職業・勤続年数・収入の項目です。車のサブスクの審査では、給与明細や源泉徴収票、勤め先への在籍確認の電話連絡などで確認されるが場合があるので、これらの項目で嘘を付くとすぐバレます。

審査では高確率で嘘は見抜かれます。仮に嘘の内容で審査通過しても、後からバレて契約解除や違約金の請求をされることもあります。申込内容は必ず正直かつ正確に記載しましょう。

再申し込みで審査落ちしないための対処法

車のサブスクの審査に落ちた場合、なんの対処もせず再申し込みしても審査通過は難しいです。審査落ちした場合はその原因を突き止めた上で対処しましょう。

  1. 収支バランスを確認する
  2. 支払い・返済の遅延がないか確認する
  3. 月額料金を下げる
  4. 連帯保証人を付ける
  5. 他の車のサブスク会社に申し込む
  6. 家族名義で申し込む

1.収支バランスを確認する

すでに何度か触れている通り、年間におけるクレジット・ローン・車のサブスクの返済総額は年収の30〜35%程度が目安とされています。

年収300万円なら90〜100万円程度が上限となるので、それを超えてしまうと審査通過は難しくなります。すでに他のローンで毎月50,000円(年間60万円)払っていると、残りは約30万円になるので、月額利用料は25,000円以下を目安として車のサブスクに申し込むのが良いでしょう。

とはいえ、仮に審査通過しても車は維持費が別途かかります。ガソリン代、駐車場代、車検代など家計を圧迫する恐れもあるので、毎月車にかけられる金額はいくらまでなのか検討しておくのが大切です。

2.支払い・返済の遅延がないか確認する

クレジットやローンの支払・返済を遅延したり滞納があると信用情報に記録が残るので審査落ちしやすくなります。心当たりがある場合は、まず個人信用情報機関に開示請求し自分の信用情報を確認しましょう。

↓このように自分の信用情報は記録として残っているので確認できます。

個人信用情報機関は「CIC」「JICC」「KSC」の3つあります。開示請求方法と手数料は以下のとおりです。

信用情報機関 特徴 開示請求方法 手数料
CIC
(シー・アイ・シー)
クレジットカード会社や
消費者金融が加盟
インターネット
(スマホ、パソコン)
500円
(クレジットカード、キャリア決済)
郵送 1,500円
(コンビニチケット、定額小為替)
JICC
(日本信用情報機構)
消費者金融の加盟が多数 専用アプリ
(スマホ)
1,000円
(クレジットカード、コンビニ払い)
郵送

本人確認書類が必要

1,000円
(定額小為替、クレジットカード)
KSC
(全国銀行個人信用情報センター)
銀行や信用金庫などの
金融機関の多くが加盟
インターネット
(スマホ、パソコン)本人確認書類が必要
1,000円
(クレジットカード、PayPay、キャリア決済)
郵送

本人確認書類の写しが必要

1,124円〜1,200円
(コンビニで「本人開示手続き利用券」を購入して同封)

信用情報機関ごとに加盟している金融機関が異なるので、ご自身が使用しているクレジットやローンの会社を確認した上で開示請求手続きしましょう。もし、異動情報が記録されている場合は約5〜7年は保管されるので、その期間経過後でないと審査通過は難しくなります。

また、未払いや支払い遅延がある場合は、それらを清算してから車のサブスクの審査に申し込むようにしましょう。

3.月額料金を下げる

月額料金を下げれば審査対象となる金額も下がるので審査通過の可能性を高めることができます

たとえば、普通自動車から軽自動車に変える、グレードを下げる、安い月額料金で利用できるリース会社に変えるなどの対処法があります。他には契約期間を長くするという手もあります。契約期間5年よりも7年、7年よりも9年といったように車のサブスクの月額利用料は契約期間が長くなるほど安くなります。

頭金を入れて月額料金を下げるてもありますが、まとまったお金をかけずに車のサブスクを希望している人も多いでしょう。そのような場合は、契約期間が長くできる車のサブスクがおすすめです。

4.連帯保証人を付ける

未成年や専業主婦、収入が低い人は連帯保証人を付けることで車のサブスクの審査に通る可能視絵が高まります。再申し込みする前に、親や兄弟に事前に相談してみましょう。

ただし、連帯保証人は安定収入があるなどの一定条件をクリアしていなければなりませんので、この点も事前確認が必要です。

5.他の車のサブスク会社に申し込む

車のサブスクの審査項目は、どの会社でも大きな違いはありません。しかし、提携している信販会社が違うので審査基準はもちろんのこと、月額利用料も違いがあります

そのため、A社の審査は駄目だったけどB社の審査は通ったということも十分にあります。1社目で審査落ちしたからといってあきらめず、複数のリース会社を比較し申し込んで見るというのも一つの手です。

6.家族名義で申し込む

今の自分の収入や信用情報などの状況では再申し込みしても審査落ちする可能性が高いという場合は、家族に申し込んでもらいファミリーカーとして使用するという手もあります

家族に安定収入がある人がいるなら車のサブスクの利用について相談してみると良いでしょう。

ただし、会社によっては「利用者と契約者が同一であること」を条件としている場合もあるので、家族間で共用しても問題ないか事前に確認しましょう。

「安定して働き続けている人」なら審査に不安を感じる必要なし

車のサブスクの審査基準や審査落ちする原因、審査通過するためのコツなどご紹介しましたが、車のサブスクは審査が厳しいかと言われるとそれは誤解です。むしろマイカーローンの審査ほど厳しくなく、審査は通りやすい部類だと言えるでしょう。

安定した収入があって、過去に長期滞納や債務整理をしてブラックリストに載ったということがなければ問題ありません。

働きはじめてから半年未満だと毎月収入があるとしても審査通過は難しいですが、1年以上真面目に働き続けている人なら審査に関してそこまで心配しなくて大丈夫です

安定して働き続けている人は信頼感・安定感があり「毎月一定の収入があるから支払い能力は高いだろう」と審査する側は判断してくれることでしょう。まずは審査を受けてみることをおすすめします。

ほとんどの車のサブスクはインターネット上で審査申し込みできるので気軽に試せます。詳しくは各社の公式サイトをチェックしてみてください。

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出典:KINTO

トヨタKINTOは2019年にできたばかりのサービスなので、実績を伸ばすために集客に力を入れています。審査会社はトヨタのグループ会社、つまり自社サービスを自社のグループ会社で審査しているので比較的審査に通りやすいと言われています。

審査結果が出るのも早く、最短即日で審査が完了することも多いです。このことからも、KINTOは他社カーリースよりも審査が簡易的だと推測できます。

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よくある質問

Q:車のサブスクの審査では何がチェックされるの?

A:年齢、職業、雇用形態、年収、勤続年数、居住形態、信用情報などを元に支払い能力を判断されます。

Q:専業主婦でも車のサブスクの審査に通りますか?

A:本人に収入がない場合でも、配偶者に連帯保証人になってもらうことで審査に通ることもあります。この場合は、連帯保証人の属性や信用情報が審査の対象となります。

Q:税金滞納してると審査に通りませんか?

A:税金や国民健康保険の支払いは個人信用情報機関に記録されないため、滞納したことで車のサブスクの審査に影響を及ぼすことは基本ありません。

ですが、長期に渡って滞納すると銀行口座を差し押さえられる可能性があります。それによって、クレジットカードの引き落としができず滞納して記録されてしまえば、審査に影響するという可能性は考えられますので十分注意してください。

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