『車のサブスクって審査があるの?』
『審査に通らないとリース契約できないって本当?』
『審査に通りやすいのはどんな人?逆に落ちやすいのはどんな人?』
車のサブスク(カーリース)※を利用するには審査に通ることが必須条件です。一般的なリースは審査なしですぐ利用できるため、審査があることに驚かれるかもしれません。※車のサブスクとカーリースは同じサービスです。
「審査ってなんか怖い…」「通らないかもしれない」と不安になる方もいらっしゃいますが、コツコツと働き続けている人であれば審査を通過することは難しいことではありません。
今回は車のサブスクの審査について、どのような人が審査に通りやすいのか、審査では何を見られるのか、審査申し込みの注意点などについてご紹介します。
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車のサブスク(カーリース)の審査は「属性」と「信用情報」をもとに契約できるか判断される!
車のサブスク(カーリース)の審査では、申込者の「属性」と「信用情報」をもとに月々の支払いがきちんとできる人物かどうかを判断しています。
年齢、職業、収入、居住形態、他での借り入れの有無など、申込時に入力された内容が参考にされます。
1.「安定して働き続けている人」は審査に通る可能性が高い
車のサブスク(カーリース)に申し込むためには「安定した収入があること」が必須条件。
学生や主婦でも安定した収入があれば申し込みできます。
申込者本人に安定した収入がない場合でも、親権者や配偶者に安定収入があれば保証人になってもらうという条件付きで申し込みすることも可能です。この場合、親権者や配偶者の属性が審査の対象になるということです。
※属性とは…個人に関する情報そのもののことです。年齢、性別、職業、年収、住居の種類などその人に関する様々な情報は一つ一つが属性です。
つまり、働いて安定した収入がある人であれば車のサブスクの審査には通りやすいということです。
働きはじめてから半年未満だと毎月収入があるとしても審査通過は難しいですが、1年以上真面目に働き続けている人なら審査に関してそこまで心配しなくて大丈夫です。
安定して働き続けている人は信頼感・安定感があり「毎月一定の収入があるから支払い能力は高いだろう」と審査する側は思ってくれます。
2.「信用情報」はクレジットやローンの取引履歴。信用できる人物かの判断基準
車のサブスクの審査に通るうえでもう一つ大切な情報が「信用情報」。信用情報とは、簡単に言うとクレジットやローンなどお金に関する取引履歴のことです。
信用情報は「個人信用情報機関※」に登録されます。
※日本には個人信用情報機関が3つあります。KSC…全国銀行個人信用情報センター、CIC…株式会社シー・アイ・シー、JICC…株式会社日本信用情報機構。
信用情報には、申込み・契約内容、支払い・返済状況、残債額、延滞や債務整理の有無などが登録されており、審査会社はこの取引履歴を確認して審査に反映させています。
毎回遅れることなく支払い・返済ができていれば、その履歴を見て「きちんと返済や支払いができる」「信用できる人だ」と評価され審査通過の可能性が高くなります。
逆に、毎回のように遅延したり滞納している状態が続いていると、「お金にルーズな人だな」「信用できなさそう」と判断され審査落ちする可能性が高くなります。
- 信用情報(CIC)のサンプル
※実際に取り寄せた内容がこちら
↑このように信用情報は自分で取り寄せて確認することができます。「クレジット情報」がいわゆる信用情報のことです。
過去・現在において、いつ・どこの会社からローンを組んだりクレジットを利用しているか、返済を終えているかなど支払いの履歴が1社ずつ確認できます。
審査なしで利用できる車のサブスク(カーリース)はない
車のサブスク(カーリース)にはなぜ審査があるのか?
車のサブスク(カーリース)を利用するのになぜ審査があるのか?その理由は、リース会社が利用者からリース代を払ってもらえないリスクを避けるためです。
車のサブスクは、契約者が選んだクルマをリース会社が購入し、契約期間を決めて契約者に貸し出します。そして、契約者はリース会社に毎月リース代(月額料金)を払うという仕組みです。
リース会社の立場を考えれば、「車を貸したのに利用者がリース代を払ってくれない」という状況は一番避けたいとこ。
そのようなリスクを負わないためにリース会社は審査を行うのです。
そのため、審査なしで利用できる車サブスクリプションはありません。
審査基準はリース会社で異なる
車のサブスク(カーリース)の審査はリース会社が行うわけではありません。クレジットカードや割賦販売を提供する信販会社にリース会社が審査の依頼をして判断してもらっています。
ディーラーの残価型クレジットや自動車ローンなどの審査も信販会社が行っているので、車のサブスクの審査もこれらと同じ基準で判断されます。
中には信販会社等には依頼せず、自社で独自基準の審査を行っているリース会社もあります。審査基準は甘く、信販会社では審査に通らない人でも自社審査なら通る可能性はあります。
車のサブスク(カーリース)の審査では何を見られるのか?
一般的に車のサブスク(カーリース)の審査では「信用情報」「本人の属性」がチェックされます。
信用情報
クレジットやローンを利用すると、それらの取引履歴は個人信用情報機関に記録されます。この記録された情報が信用情報です。
支払いや返済を遅滞なくできていれば審査にはプラスの影響となりますが、延滞や債務整理(任意整理や自己破産)※など支払い・返済をきちんとできてない人は審査落ちする可能性が高いです。
出典:JICC
支払いや返済に遅れたことがあるからと言って、絶対に審査に通らないわけではありません。その情報も参考にした上で審査会社が判断します。
ただ、審査へのマイナス影響があることは間違いありません。
特に任意整理・個人再生・自己破産など債務整理をした場合は「また同じことをする可能性が高い」「返済能力がない」と判断されるので、過去に債務整理した経験があり個人信用情報機関に記録が残っている間は審査通過は諦めたほうが良いでしょう。
※債務整理…支払い・返済できなくなった借金等を法的な手続きによって減額、または免除してもらう手続きのこと。個人信用情報機関に5~10年程度は記録が残りますが、期間経過後は消滅します。
本人の属性
申込者本人の返済能力に関わる属性もチェックされます。
属性でチェックされる項目はリース会社によって多少違ってきますが、特に重要とされる内容が以下の3項目です。
- 勤務先・職種・年収
- 雇用形態・勤続年数
- 年収(収入)に対するリース支払額の比率
1.勤務先・職種・年収
属性で比較的重視される項目です。既に解説しましたが、安定的な収入があると審査に有利です。
たとえば公務員は勤務先・職種・年収すべてにおいて安定しているので、この項目では有利になる可能性が高いです。
審査では年収が高いと有利と思われがちですが、明確な金額に水準を設けていません。年収1000万円ならOK、年収200万円はNGといった基準はありません。
年収額そのものよりも、毎月のリース料金や他の項目とのバランスも考慮されるので年収が低いから審査には絶対通らないというわけではありません。
たとえば、収入がない主婦(主夫)や年収200万円未満のアルバイトでも、保証人が付けられる、担保にできる不動産があるなどすれば審査通過の可能性が高まります。
2.雇用形態・勤続年数
正社員で働いていると収入が安定しているとみなされやすく有利です。
同じように勤続年数が長いと、今後も辞める可能性は低く継続的な収入が見込めるとみられて有利です。
非正規雇用で働いている場合や勤続年数1年未満で短いという場合は、仮に年収額が高くても収入が不安定とみなされ審査は不利になりやすいです。
3.年収(収入)に対するリース支払額の比率
審査では
- リース代を確実に支払ってもらえるか?
- 契約満了まで支払い続けることができるか?
以上のことが重要視されます。
収入に対してリース代の比率が高すぎると審査に通る可能性は低いです。
このあたりの基準もリース会社によって異なりますが、目安は年間のリースとその他のローンの合計額が年収の3割前後までとなります。
たとえば、年収500万円の場合、年間の支払額が150万円程度のリース契約は審査に通る可能性があります。
ただし、この他に50万円のローンやクレジットなどの返済・支払いがあると審査通過は厳しくなるという見方ができます。
車のサブスク(カーリース)の審査に通るために確認すべき3つのポイント!
車のサブスク(カーリース)の審査に通るために確認すべきポイントは3つあります。
- 収入と支出のバランスが取れているか
- クレジットカードや携帯の支払いを滞納していないか確認する
- 個人信用情報機関で自分の信用情報を確認する
ポイント1.収入と支出のバランスが取れているか
リース契約したことで収入と支出のバランスが崩れてしまうようだと審査落ちの可能性が高いです。
今の収入でも余裕を持ってリース料金を支払えることを考慮して車を選びましょう。
車のサブスクリプションとは言っても、他のサブスクリプションサービスのように止めたいときに止められるわけではなく、契約満了時まで毎月支払いが続きます。
ちょっと無理すれば大丈夫、我慢すればしのげるというものではありません。
また、リース料金の他に任意保険料や車検費用、ガソリン代、駐車場代など車を維持するための費用がかかることも念頭に契約を勧めましょう。
ポイント2.クレジットカードや携帯の支払いを滞納してないか確認する
●クレジットカード・ローンの支払い
クレジットカードの利用履歴は個人信用情報機関に登録されます。
支払いが2,3日遅れる程度であれば遅延の記録が残ることはありませんが、長期間に渡り支払いせずにいると延滞の記録が残り、審査に影響を及ぼします。ローンも同様に滞納は厳禁です。
●携帯電話の支払い
携帯電話の支払いは、携帯電話本体の分割払いが含まれている場合は支払い遅延すると個人信用情報機関に記録されるため審査に影響を及ぼします。
分割払いが含まれておらず、通話料金等の支払いだけの場合は滞納しても記録されません。
●税金や公共料金の支払い
税金や国民健康保険料、公共料金等の支払い滞納は車サブスクリプションの審査に影響しません。
これらの支払いは個人信用情報機関に登録されないからです。
ただし、長期滞納によって銀行口座を差し押さえられると、クレジットやローンの返済が自動的に行われず滞納に繋がる可能性はあります。支払う必要がある料金は滞納しないようにしましょう。
【審査に影響する滞納】
携帯電話本体の分割払い、奨学金の返済、クレジットカードの支払い、ローンの返済など。
【審査に影響しない滞納】
住民税、所得税、国民年金、健康保険、家賃、公共料金の支払い(光熱費、ガス代金)、NHK代金、新聞代金、インターネット使用料(プロバイダー料金)など。
ポイント3.個人信用情報機関で自分の信用情報を確認する
過去にローンやクレジットカードの支払いを延滞・滞納したことがある方、きちんと支払いできていたか記憶が定かではなく不安という方は、ご自分の信用情報を取り寄せて確認してみましょう。
また、過去に債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)したことがあると審査通過は難しいです。
ただし、一定期間を経過していればこれらの記録は消滅するため、債務整理の経験がある方も一度ご自分の信用情報を確認してみることをおすすめします。
↓このように、個人信用情報機関に開示請求という手続きをすることで自分の信用情報が見れます。
CICに登録されているクレジット情報(信用情報)
個人信用情報機関は以下の3つです。いずれも開示請求すれば信用情報の確認ができます。開示請求にかかる手数料は1,000円前後です。
- CIC(株式会社シー・アイ・シー)
- JICC(日本信用情報機構)
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)
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出典:KINTO
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車のサブスク(カーリース)の審査に通るかまずは試してみる!申込後のキャンセルも可
車のサブスク(カーリース)の審査申し込みは基本的にWEBで行います。
実店舗を設けているリース会社もありますが手間がかかりますので、気軽に申し込めるWEB申込みがおすすめです。
審査に通るかどうか不安という方は、まずは審査に通るか試しに申し込んでみるのも良いでしょう。
審査に通ったら必ず契約しなければいけないわけではありません。
申込後のキャンセルは可能ですから、お試し感覚で申し込んでもOKです。
車のサブスク(カーリース)の審査に通らないときの対処法4つ
車のサブスク(カーリース)の審査に通らないときの対処法を4つご紹介します。
- 審査落ちの原因を解消する
- 別のリース会社に申し込む
- 審査基準が甘いカーリースに申し込む
- 独自の審査基準のカーリースに申し込む
1.審査落ちの原因を解消する
車のサブスク(カーリース)の審査に落ちた場合、状況が変わらないまま再申し込みしても結果は同じです。
審査落ちの原因を解消することが大切です。
たとえば、勤続年数1年未満と短いことが原因なら1年以上働いてから再申し込みすれば審査通過の可能性が高まります。
クレジットやローンの延滞が原因なら、記録が消えるのを待ってから申し込むみましょう。
収入に対して、リース料とローンクレジットの年間支払い額に無理があるなら、繰り上げ返済や一括返済するなどして負債を減らすのも一つの手です。
1度目の申込みからあいだをあけずに申し込んでも結果は変わりませんので、少し時間をおいてから申し込みするのがおすすめです。
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2.別のリース会社に申し込む
車のサブスク(カーリース)の審査基準はリース会社ごとに異なるので、審査落ちになった会社とは別のリース会社に申し込んで審査通過するケースもあります。
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ノレルプログラムはリース審査に通らない人でも「クルマに乗れる」
3.審査基準が甘い車のサブスクに申し込む
審査基準はリース会社によって異なり、比較的審査に通りやすい車のサブスクもあります。
誰でもカンタンに…とはいきませんが、若年層をメインターゲットにしているカーリースや複数の信販会社と提携しているカーリースは狙い目です。
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4.独自の審査基準の車のサブスクに申し込む
一般的な車のサブスク(カーリース)は提携する信販会社(クレジット会社等)が審査を行います。先程説明した通り、属性と個人信用情報を重点的にチェックします。
特に個人信用情報は重要で、返済・支払いの遅滞や債務整理の経験があるような人にはかなり厳しく見られるため、それだけで一発アウトなんてことも十分あります。
しかし、中には個人信用情報に依存せず独自の審査基準を設けている車のサブスクもあります。
たとえば、ガリバーでおなじみの「NOREL(ノレル)」。
出典:NOREL
NORELでは、クルマに乗りながら利用者の信用を積み上げてリース契約につなげる「ノレルプログラム」という独自のサービスを用意しています。
訳アリで車のサブスクの審査に通らず困っているという方は、こうした独自基準の審査を実施している車のサブスクを検討してみるのも一つの手です。
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よくある質問
Q:専業主婦でも車のサブスクの審査に通りますか?
A:本人に収入がない場合でも、配偶者に連帯保証人になってもらうことで審査に通ることもあります。この場合は、連帯保証人の属性や信用情報が審査の対象となります。
Q:税金滞納してると審査に通りませんか?
A:税金や国民健康保険の支払いは個人信用情報機関に記録されないため、滞納したことで車のサブスクの審査に影響を及ぼすことは基本ありません。
ですが、長期に渡って滞納すると銀行口座を差し押さえられる可能性があります。
それによって、クレジットカードの引き落としができず滞納して記録されてしまえば、審査に影響するという可能性は考えられますので十分注意してください。