『車を売りたいけど、何をすればいいの?』
『必要な書類は?用意するものって何があるだろう…』
車を売りたいけど、具体的にどうすればよいのかわからないという方は多いことでしょう。
車を売る手続きの流れは以下の5ステップです。
【車を売る流れ】
- 車を売る方法を決める
- 査定をしてもらう
- 必要書類を準備する
- 車を引き渡す
- 入金確認をする
当記事では、車を売る・買い取る際の流れを解説していきます。手続きに必要なものや車を高く売るコツ、注意点、トラブルを回避するポイントも紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
車を売る流れを把握しておくことでスムーズにやり取りを進めることができ、納得の行く価格で売却できますよ。
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車を売る流れ 〜5ステップ〜
まずは、車を売る手続きの流れを詳しく解説していきます。流れは大きく分けて5つのステップからなります。
【車を売る手続きの流れ】
- 車を売る方法を決める
- 査定をしてもらう
- 必要書類を準備する
- 車を引き渡す
- 入金確認をする
実際に査定申し込みする前に、各手順の詳細を確認しておきましょう。
※車を売る方法は「中古車買取業者による買取」「ディーラーの下取り」「個人間オークション」の3つありますが、ここでは高く売れる可能性がある「中古車買取業者による買取」を前提として流れを解説していきます。
ステップ1.車を売る方法を決める
車を売る方法は、大きく分けて3つです。
- 中古車買取業者による買取
- ディーラーによる下取り
- 個人間オークション
中古車買取業者とは、中古車を売買または買取専門の業者のことです。ディーラーの下取りは、新車購入する際に今乗っている車を売る方法です。
中古車買取業者とディーラーの下取りは車を売ることは同じですが、ディーラーの下取りは新車を購入することが前提のサービスですから売却のみはできません。また、ディーラーの下取りは新車を売るためのサービスなので、中古車買取業者と比べて査定額が低くなる可能性があると覚えておきましょう。
個人間オークションは、中古車販売店を介さずに個人間で車を売買する方法です。ただし、車の状態の見極めや各手続きをすべて自分でやるため手間がかかる上に、売却におけるトラブルはすべて自己責任となります。実際、車の個人間オークションはトラブルが起きやすいので注意が必要です。
車を少しでも高く売って新車または中古車を購入したい方は中古車買取業者での売却を検討されることをおすすめします。
2.査定をしてもらう
業者が決まったら、実際に査定に申し込んでみましょう。
査定は、中古車買取業者の公式サイトやLINE、電話から申し込みできます。申し込む際は、事前に車の情報が必須ですから車検証やメーターを見ておくと入力がスムーズです。
- メーカー名
- 車種名
- 年式
- 走行距離
- 次回の車検時期
この他に、住所や電話番号などの個人情報の入力も必須です。
車の査定は自分で店舗に車を持ち込む「持ち込み査定」と査定士に出張してもらい自宅などで査定を受ける「出張査定」を行っている業者があります。
手間を掛けずに査定してもらいたい方は出張査定を行っている業者を選びましょう。査定は買取の有無に関わらず基本的に無料です。
3.必要書類を準備する
査定額が決まったら売却手続きに進みます。売却に必要な書類は担当者から案内がありますが、あらかじめ把握しておくと用意がスムーズに行なえます。
軽自動車と普通自動車では必要書類が多少違うので注意してください。
軽自動車 | 普通自動車 |
---|---|
|
|
これらの書類等は査定日までに用意できなくても売却までに揃っていれば問題ありません。ただし、用意できるまでに日数がかかる書類もあるので、余裕を持って各書類をチェックしましょう。
書類を店舗に持ち込むもしくは郵送にて署名・押印を行えば手続きは完了です。担当者の指示に従って手続きを進めましょう。
4.車を引き渡す
買取業者と売買契約が成立すれば車両の引き渡しとなります。引き渡し日の日程調整をしましょう。
新しい車に乗り換えを検討している場合は、納車のタイミングに合わせることです。何も考えずに車を引き渡してしまうと、車のない生活になってしまうので注意してください。代車が借りれるかも確認しておくといいでしょう。
引き渡し日が決まったら、車を引き渡す前に再度車内に私物が残っていないか確認しましょう。
【引き渡し前の車内のチェックポイント】
- シート下、グローブボックス、後部座席、荷室に忘れ物がないか
- カーナビに登録している個人情報は削除したか
- ドラレコやオーディオ内のメディアを忘れていないか
- ETC車載器からカードを抜いているか
買取業者でも確認しますが、スムーズな売却を行うためにも引き渡し前に確認しておくようにしましょう。
5.入金確認をする
車の引き渡しが完了したら後は入金されるのを待つだけ。基本的に車両引き渡し日に買取金額が支払われることはなく、1週間程度かかるのが一般的です。
入金日については買取業者によっても異なるので、どれぐらいかかるのか事前に担当者に確認しておくと安心です。予定日を過ぎても入金がない場合は買取業者に連絡しましょう。
以上が、車を売る際の手続きの流れです。大まかですが全体の流れを理解できたかと思います。
ただし、流れを理解できているだけでは不十分です。以降は、より安心かつお得に車を売るための注意点とポイントを解説していきます。
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車を高く売る6つのコツ
ここからは、車を高く売るためのコツを解説していきます。具体的には以下の6つです。
【車を高く売る6つのコツ】
- 車の買取相場を調べておく
- 早めに売却する
- 整備記録(メンテナンスノート)を用意する
- 洗車や車内の掃除をする
- 純正品を用意する
- 一括査定を利用する
1.車の買取相場を調べておく
売却する車の買取相場は事前に調べておくことをおすすめします。
買取相場を知っていれば、売却予算を立てられるのはもちろん、提示された査定額の判断材料となります。実際の車の価値を把握せず査定してしまうと、相場よりも低い価格で売ってしまうケースが起こりえます。
損せず少しでも高く車を売るためにも買取相場でおおよその価値を把握しておきましょう。
2.早めに売却する
車を少しでも高く売るには早めに動き始めることが大切です。
早く買取査定に出したほうがいい理由は2つ。1つ目は、車は年数と走行距離によって価値が落ちていくものだから。もう一つは、新型モデルが出ると旧型モデルの査定額は下がりやすいからです。
乗り換えを検討している場合は売るタイミングも考慮しなければいけませんが、可能であれば1日でも早く売却することをおすすめします。
3.整備記録簿(メンテナンスノート)を用意する
整備記録簿は、メーカーの保証書と点検記録簿がセットになったもので、今までどのような点検・整備を受けてきたのかが書かれています。
中古車を購入する上で特に不安なことは購入してすぐ故障しないかどうかです。点検や整備が不備だと余分な修理をしなければならないので、買取業者としても整備記録簿がある方が安心して売ることができます。
整備記録簿はプラス査定に繋がりやすいですから、少しでも高く売りたいなら整備記録簿は用意しておきましょう。
4.洗車や車内の掃除をする
汚い車よりも綺麗なな車のほうが丁寧に乗っていると判断されて好印象です。結果、査定額アップされやすくなります。
年式が古い車や走行距離が多い車でも、洗車や清掃、手入れが行き届いている車は好印象に繋がりやすいです。逆に、年式が新しい、走行距離が少ない車でもボディが水垢だらけだったり車内が食べこぼしや砂利で汚れている、タバコの匂いがついている車は査定評価が得られにくいです。
5.純正品を用意する
純正品・純正オプションは査定額アップに繋がりやすいです。純正品は社外品よりも高品質なものが多く、特にカーナビ・ETC・ドライブレコーダーは評価されやすいです。
社外品は有名ブランドや高性能なものであれば高額査定も多少期待できますが、マイナスになる可能性のほうが高いです。改造やカスタムで社外品を取り付けている場合は純正品に戻した状態で査定してもらうようにしましょう。
6.車一括査定を利用する
車を高く売るのに最も有効な方法は「複数の買取業者の査定を比較する」ことです。同じ車でも買取業者によって査定額は異なります。一番高く買い取ってくれる業者に車を売るのが賢い方法です。
とは言え、買取業者に1社ずつ自分から査定依頼するのは手間と時間がかかります。店舗に持ち込みしないといけないとなってしまうとなおさら大変です。
そこでおすすめしたいのが「車一括査定サービス」です。車一括査定サービスは、WEB上で必要な情報を入力するだけで複数の買取業者に査定を依頼することが可能です。各社の査定額を比較し最も高く買い取ってくれる業者を選ぶことをおすすめします。
数ある車一括査定サービスの中でもおすすめは「MOTA車買取」です。最大20社に査定依頼することができ、高額査定の3社(最大)とやり取りするだけ。煩わしい電話ラッシュは一切なし。概算査定額はWEB上で確認できるから「実車を見ないと査定できません」なんてこともありません。
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車を売るときの6つの注意点
車を売る上で注意すべき点がいくつかあります。後々トラブルにならないよう事前に注意点を押さえておきましょう。
【車を売るときの注意点】
- 信頼できる買取業者を探す
- ローンが残っている場合は所有権の解除が必要
- 車の買い替えは日程調整に注意
- 契約成立後のキャンセルは原則不可
- 事故歴・修復歴は隠さない
- 傷や凹みはムリに直さない
1.信頼できる買取業者を探す
車を売るなら安心できる買取業者にお願いしたいと誰しも思うところでしょう。信頼できる中古車買取業者は以下の特徴があります。
- 豊富な実績を持つ大手買取業者
- JPUC(日本自動車購入協会)適正買取店
- スタッフ、電話対応や説明が丁寧
JPUC適正買取店は、研修修了したスタッフが1名以上在籍しているなど厳しい基準を満たす店舗しか認定を受けられません。実績豊富なスタッフが対応してくれるので業者選びの基準にしてみてください。
査定額が高い・低いだけでなく、説明や対応の善し悪しなども含めて安心できる業者で売却しましょう。
2.ローンが残っている場合は所有権の解除が必要
ローンを組んで購入した車は完済しない限り、名義は本人ではなくローン会社やディーラーの名義になっています。本人名義ではない車は勝手に売却することはできません。
本人名義ではない車を売るには「所有権の解除」を行う必要があります。所有権の解除をすれば名義をローン会社等から自分に移せます。ただし、ローンの完済が条件となります。
中には、買取業者がローンを一時的に立て替えて完済し、所有権を本人に移して売却額からローン分を支払う方法を取っている買取業者もあります。売却額が完済分に届かない場合は、現金支払いかローンを組み直すことになります。
ローンを完済しておいたほうが売却手続きはスムーズですから、残債を支払える分は確保しておきましょう。
名義変更は買取業者が代行してくれることが多いので、査定士てもらう際にローンが残っていることを伝え忘れないようにしてください。
3.車の買い替えは日程調整に注意
車を買い換えるため今乗ってる車を売る場合、新しい車の納車日に合わせた日程調整をしましょう。納車日が決まらないまま車を売ってしまうと、納車されるまでの間クルマを使用できず生活に支障をきたしてしまう恐れがあります。
車の売却と同時に中古車を購入する場合は気にする必要はないですが、車のない期間ができないよう調整してください。
4.契約成立後のキャンセルは原則不可
売買契約成立後のキャンセルは原則不可です。「やっぱり他の業者に売りたい」「手放したくない」など自己都合でキャンセルされる方もいらっしゃいますが、歓迎されるものではありませんし場合によってはキャンセル料が発生します。
中には無料でキャンセルできる業者もありますが大抵の場合はいくつかの条件を設けていますので事前に確認しておきましょう。
トラブル防止のためにも契約後のキャンセルはできる限り避けてください。
5.事故歴・修復歴は隠さない
事故歴・修復歴がある場合は隠さず正直に申告しましょう。
「修復歴があるけど黙って売っちゃおう」と考えて無申告のまま車を売ろうとする方がいます。ですが、事故歴・修復歴は高確率でバレますし、意図的に隠そうとしていたことが発覚すれば瑕疵担保責任を問われ損害賠償請求される可能性があります。
事故歴・修復歴は査定額に大きな影響があるため、隠したい気持ちもあるかもしれませんが意図的に隠したことがバレると車を売るときに降りな立場に立たされてしまいます。
6.傷や凹みはムリに直さない
車の傷や凹みはキレイに直してから査定依頼したほうが高値が付きやすいと思いがちですが、大きく深い傷でない限りは査定額にさほど影響しません。
独断で傷や凹みの修理をされてしまう方もいらっしゃいますが逆に損する可能性があります。買取業者には修理工場と提携している修理工場があり、格安で傷や凹みを修理可能なので個人で依頼するよりも安いです。
傷によるマイナス査定額と修理費を比較した際、多くの場合は後者が上回るため、まずはムリに修理せず査定してもらうことをおすすめします。
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車を売るときに多いトラブルと対処法3選!
車を売るときトラブルが起きることも少なくありません。ここでは特に多いトラブルとその対処法を解説します。いざというときに役立ててください。
【車の売却で多いトラブル3選】
- 営業マンがしつこい
- 契約後に査定額が減額される
- 車を引き渡したのに入金されない
1.営業マンがしつこい
最も多いトラブルが「営業マンがしつこく売却を迫ってくる」ことです。
車を査定してもらったら必ず売却しなければいけない…なんてことは一切ありません。提示された査定額に納得がいかなければ断ってしまってOK。
しかし、売却を断ろうとすると「なんとか売ってくれませんか」としつこく迫り、なかなか引き下がらないケースは多く見られます。。中には「売ってくれるまで帰りません」などと言い長時間居座る悪質な営業マンも稀にいらっしゃいます。
このような場合、対処法はキッパリ断ることが一番ですが、断っても帰ってくれない場合は「警察に通報する」と言うとよいでしょう。車の売買契約が成立してしまうとキャンセルは原則不可ですから、売却を迫られても安易に契約しないことです。
2.契約後に査定額が減額される
売買契約成立後や車の引き渡し後に査定額を減額されるケースは多くはないですが、このような悪質な対応をする買取業者が存在することも事実です。減額の理由としては「故障・不具合が見つかった」「修復歴が発覚した」などが多いです。
対処法は、売買契約書に「査定額を減額しない」旨の記載があるかどうか確認することです。JADRI※に加盟している買取業者であれば再査定による減額は禁止されているので、契約書にきちんと記載があること、更には営業マンから「事故などがない限り買取価格は変えません」と案内があります。
JADRI…日本自動車流通研究所。加盟業者に対して厳しい基準を設けている機関。消費者が安心して車を売却できるような基準を設けており、基準をクリアしている業者しか加盟できない。
3.車を引き渡したのに入金されない
車を引き渡したのに入金されない…大手買取業者ではあまり起こりませんが、小さな買取業者の場合は注意が必要です。
入金までの機関は売買契約書に記載があるはずですからきちんと確認しておきましょう。営業マンから説明がある場合もありますが、契約書にきちんと記載されているかが重要です。
もし入金日を過ぎても支払いがされない場合は買取業者に問い合わせしましょう。手続きが混み合っていて入金手続きが遅れている場合もあれば、入金先を間違えている場合もあります。
中には買取業者が倒産していたり、資金難で支払いを遅らせている可能性も少なからず考えられます。買取業者と連絡がつかなくなってしまった場合は消費生活センターや車売却消費者相談室に相談してみるといいでしょう。
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車を売った後に必要な手続き
状況によっては、車を売った後にも必要な手続きがあります。忘れないようにしておきましょう。
任意保険の手続き
車を売った後の手続きでやるべきことの一つは「任意保険の手続き」です。
新しい車に乗り換える場合は、契約している保険の対象車を変更する「車両入替」の手続きを行います。
車を売って新しい車を購入しない、もしくは車に乗る予定がない場合は等級を保持する「中断」もしくは「解約」の手続きをする必要があります。
廃車は還付金の手続き
ほとんど値段がつかない車の場合は、廃車買取業者に買い取ってもらうケースもあるでしょう。廃車でも、廃車買取を専門にしている業者であれば10万円前後の値段がつくこともあります。
中古車としてではなく廃車前提で取引する場合は、自動車税や自賠責保険などを払いすぎてしまった分については月割で還付を受けることができます。
還付金の申請は廃車手続きから数ヶ月程度ではがきが送られてくるので忘れないようにしましょう。買取業者が代行してくれることもあるので確認しておきましょう。