車のサブスクの走行距離制限は大した事ない!仕組みと走行距離の目安がわかっていれば心配無用です

ikejin
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『車のサブスクって走行距離数に制限があるの?』
『走行距離制限を超える月があるとその都度精算するんでしょ?』
『走行距離オーバーしたらイヤだからサブスクは止めておこうかな・・・』

車のサブスク(カーリース)のデメリットの一つとしてあげられることが多い「走行距離の制限」。走行距離の制限とは、リース車で走行できる距離の上限のことです。

車両を返却した際、サブスク会社が定めて走行距離をオーバーしていると超過料金を請求され支払わなければなりません。

走行距離制限を超えてしまわないか心配で車のサブスクを利用しようか迷われている方もいることでしょう。

しかし、結論をいうと走行距離の制限はそれほど大したデメリットではありません

当記事では、車のサブスクの走行距離制限について詳しく解説していきます。

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車のサブスクの走行距離制限は大したデメリットではない

車のサブスク(カーリース)には、走行距離制限が設けられておりデメリットに感じている方もいるかもしれません。

しかし、走行距離の目安を把握していればサブスク会社が設定している走行距離は余裕があることがわかります。実は大したデメリットではないのです。

年間走行距離の目安は1万km!走行距離制限は余裕があります

サブスク会社が設定している走行距離は月換算で1,000km〜1,500kmが多いです。年間にすると12,000km〜18,000kmとなります。

車の走行距離の目安は一般的に10,000km/年と言われています。月に換算すると800km強。日常的な使用であれば、月に1,000kmを超えることはあまりないでしょう。

車のサブスクで設定された走行距離制限をオーバーするのは、毎日のように長距離運転する場合や頻繁に遠出する場合に限られると考えてよいでしょう。

車のサブスクで設定される走行距離制限でも十分余裕があるということです。

下表は、ソニー損害保険株式会社が2020年に行った調査「2020年 全国カーライフ実態調査」をまとめたものです。

出典:ソニー損害保険株式会社

自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(全回答者)に、年間走行距離を聞いたところ、「3,000km超5,000km以下」(33.1%)や「5,000km超7,000km以下」(19.1%)との回答が多く、年間走行距離の平均は6,017kmでした。

男女別にみると、年間走行距離の平均は、男性は6,293km、女性は5,741kmで、男性の平均走行距離のほうが552km長くなりました。

出典:ソニー損害保険株式会社

あくまでも平均値ですが、どの年代でも年間の走行距離数は7,000km未満となっています。

このことからも、車のサブスクの走行距離制限は大したデメリットではないことがわかります。

走行距離制限があるから費用を抑えられるメリットがある

車のサブスク(カーリース)に走行距離制限があることで得られるメリットがあります。

それは利用料を安くできること。車の価値(残価)を維持する前提のため残価を高く設定でき、その結果月額利用料を安く抑えられるのです。

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走行距離が多いならサブスクよりも購入が無難

車のサブスク(カーリース)の走行距離制限は、月あたり1,000km〜1,500kmです。

月1,500kmもあれば十分すぎる距離設定ですが、それ以上の距離を運転する方は車のサブスクではなく購入するほうが無難です

車のサブスクでは走行距離無制限のプランがあるサービスも存在しますが、残価0円で最終的に車が自分のものになります。

走行距離制限を気にしなくていいのは魅力的かもしれませんが、残価0円ではサブスクの魅力でもある費用を抑えて車に乗るメリットがありません。

サブスクの月額利用料には手数料やサブスク会社の利益分も上乗せになっていることを考えると、もらえるプランのサブスクよりも購入したほうが費用を抑えられるでしょう。

車のサブスク(カーリース)の走行距離制限を各社で比較

車のサブスク(カーリース)の走行距離制限は各社で異なります。

各サービスの走行距離制限を下表にまとめていますので、自身の車の使用用途にあったサービスを選ぶようにしましょう。

サービス走行距離制限(月換算)
KINTO1,500km
三菱 ウルトラマイカープラン1,000kmまたは1,500km
NISSAN Click Mobi(クリックモビ)1,000kmまたは1,500km
SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)250〜3,000kmを250km単位で設定可
ニコノリ最長2,500kmまで設定可
リースナブル750km
定額カルモくん1,500km
※7年以上契約で無制限
オリックスカーリース2,000km
カーコンカーリースもろコミ2,000km

多くのサービスが走行距離制限は月1,500km以上を選択できるので、走行距離オーバーを心配せず利用できるのではないでしょうか。

中には走行距離1,000km以下のサービスもありますが、長距離運転や遠出はほとんどしない、ひと月の走行距離数が短いという方はそういったサービスを選ぶのも一つの手です。

走行距離制限が短ければ、その分月額利用料を安くできるのでおトクに車に乗ることができますよ。

車のサブスクに走行距離制限があるのは「残価を維持する」ため

車のサブスク(カーリース)に走行距離制限がある理由は「残価(契約満了時の車の価値)を維持する」ためです。

車のサブスクでは、契約満了時のクルマの予想査定価格を中古車市場価値を元に設定します。※これを残価設定と言います。

サブスク会社では、契約満了で返却されたリース車両を中古車で販売するなど資産として活用します。

車の価値は時間経過とともに下がり続けるだけでなく、走行距離の増加によっても下がります。リース車両の走行距離が制限よりも多くなってしまうと、車の資産価値が残価より下がってしまいます。

サブスク会社としては車の価値が残価よりも下がってしまうと、中古車販売するときなどに支障をきたしてしまいます。そのため、残価を担保する走行距離制限を設定しているのです。

車の1ヶ月の走行距離平均は?目安を解説

車の走行距離数は年間10,000kmが一般的ですが、日々の走行距離の目安は人それぞれです。生活スタイルによって車の利用頻度は異なるからです。

ここでは、自身に合った車のサブスクを利用するためにも、具体的な走行距離の目安を生活様式のパターン別にご紹介します。

パターン①:近所に買い物に行く程度の走行距離目安は3,600km/年

日々の買い物で車を使うのがメインとなる場合、往復10km程度として1ヶ月300km、年間の走行距離は3,600kmの計算です。

週末に長距離ドライブすることを想定しても年間5,000km〜6,000kmが目安となります。

パターン②:通勤での走行距離目安は10,000km/年

通勤で車を使う場合、平日に往復30km走ると仮定した場合、1ヶ月(20日間)で600kmが目安となります。

月2回程度、週末にドライブに出かけることを考えても1ヶ月700km〜800kmくらいの計算になります。多く見積もっても10,000km/年で見ておけば問題ないでしょう。

パターン③:通勤+週末レジャーの走行距離目安は12,000km/年

通勤+週末レジャーに使う場合の走行距離目安をシミュレーションしてみます。

往復30kmの通勤を月20日、週末のレジャー往復100kmを月4回とした場合の月間走行距離数は1,000kmが目安となります。

年間走行距離数は12,000kmです。週末レジャーは往復100kmで月4回と多めに設定しているので月に1,000km以内になることも十分考えられます。

走行距離をオーバーした場合の超過料金はいくら?計算方法を解説

走行距離制限は月単位で定められていますが、基準値は「走行距離制限✕契約月数」となります。

たとえば、走行距離制限は1,500kmで契約期間が5年なら、1,500km✕60ヶ月=90,000kmが基準値です。契約満了で返却した車両の総走行距離が90,000km以内なら超過料金なし、90,000kmを超えていれば超過料金が発生します。

上記の場合、1,500km以上走る月があっても超過料金は発生しないということです。あくまでも走行距離はトータルで見られるので安心してください。

超過料金は、1kmあたり5〜10円に設定している会社が多いです。たとえば、1kmあたり5円の超過料金で計算すると、走行距離制限を5,000kmオーバーした場合は返却時に5,000円超過料金を支払うことになります。

ライフスタイルで走行距離が変わることも

車のサブスク(カーリース)は契約期間が年単位の長期契約となります。契約期間中に結婚や出産、引っ越し、転勤など様々なライフスタイルの変化が見込まれます。

契約当初よりも月々の走行距離が長くなったり、ミニバンなど大きな車に乗り換える必要も出てきたりするかもしれません。

しかし、ライフスタイルの変化に合わせて走行距離制限を変えたり別の車に乗り換えは基本的にできません

車のサブスクを契約する際は、ライフスタイルの変化も頭に入れておく必要があります。

単に料金が安くなるからという理由だけで走行距離制限が短いサービスを選んだり、走行距離が無制限になるもらえるプランがある長期契約のサービスを選んだりしないことです。

車の主な使用用途や、期間中に自身のライフスタイルがどのように変化するのかなどをあらかじめ考えておきましょう。

走行距離無制限の車のサブスク(カーリース)は割高

車のサブスク(カーリース)では、契約満了時にリース車両がそのまま自分のものになる「もらえるプラン」で契約可能なサービスもあります。

契約満了で車両を返却しなくていいので、当然、走行距離制限は関係なし。

たくさん走る人にとってはメリットがあるように思えますが、冒頭でお伝えしたとおり走行距離が月1,500km以上、月2,000km以上など長距離走行が前提なら「購入する」ほうが費用は抑えられるでしょう。

車がもらえるプランは、残価を0円にして契約期間中に車両代を全額支払う仕組みです。月額利用料ができるだけ高くならないように長期契約(9年〜11年程度)を前提としているので、中途解約のリスクを背負うことになります。

車のサブスクやカーリースの利用料には手数料や会社の利益分が上乗せされていますが、残価をあらかじめ差し引いているため一定期間の利用なら購入するよりもおトクなのです。

もらえるプランやもらえるオプションでは、残価による費用面でのメリットが一切ありません。

もちろん、車のサブスクは費用コミコミで期間中は車関連の出費が管理しやすいメリットがありますが、手軽さよりもトータルコストを重視するなら「もらえるプランのサブスク」よりも購入する方がコストを抑えられるのでおすすめです

もらえるプランの車のサブスクは、「追加費用がかかる」「メンテナンスなどで故障に備える必要がある」「短期契約できない」などデメリットも多いです。その点も踏まえたうえで契約するかどうか決めるようにしましょう。

契約満了時の追加費用は「残価精算」と「原状回復費用請求」にも注意

車のサブスク(カーリース)では、契約満了時に発生する追加精算は走行距離制限の超過料金だけではありません。

車の使い方次第では、走行距離超過料金よりも追加精算の発生リスクが高いのが「残価精算」と「原状回復費用請求」です。

残価精算は中古車市場価値の下落が原因で発生する

残価精算とは、契約満了時に返却されたリース車両の査定額が残価を下回った際、その差額を精算することです。

たとえば、残価100万円で設定し、契約満了時のリース車両の査定額が80万円だった場合、差額は20万円です。この20万円分の精算責任はサブスク会社もしくは利用者にあります。

残価精算が発生する主な原因は中古車市場価値の下落です。3年後、5年後など契約満了時のリース車両の価値を正確に当てることは困難です。

クローズドエンド方式で契約した場合は、利用者は残価精算の責任を負いません。残価精算を心配せずに車のサブスクを利用したいのであれば、クローズドエンド方式で契約できるサービスを選ぶのが良いでしょう。

車のサブスクの残価精算とは?なぜ差額精算が発生するのか?仕組みと対策を解説

「原状回復」とは車を元の状態に戻すこと

車のサブスク(カーリース)では、車両を返却する際は契約当初の状態に戻すことが義務付けられています。これを原状回復と言います。

もちろん、ピッカピカの新車の状態に戻すという意味ではありませんよ。極力、その状態に近づけてから返却してくださいということです。

たとえば、キズやヘコミがあるならきちんと修理する、車内にニオイや汚れが残っているならクリーニングする、改造やカスタムしたなら取り付けや交換したパーツを外すして元に戻すということです。

これらを怠って車両を返却した場合は、原状回復費用を請求されます状態次第では費用は高額になりますので、必ず元の状態に戻したうえで車両返却するようにしましょう。

車のサブスクの原状回復とは?どこまでやればいいの?返却時に傷があるとどうなるの?

よくある質問

Q:車のサブスクでは月に何キロまで走らせていいですか?

A:走行距離制限は1,000km/月、1,500km/月といったように月単位で設定されていることが多いです。しかし、月の走行距離が制限を超えて走っても超過料金は発生しません。車両返却時に、トータルの走行距離が「走行距離制限✕契約月数」を超えていなければ問題ありません。

Q:車の1ヶ月の走行距離の目安は?

A:一般的に年間の走行距離の目安は10,000kmと言われているので、月に換算すると800km強が月間走行距離の目安となります。

Q:走行距離無制限の車のサブスク(カーリース)はありますか?

A:あります。ただし、無制限となるのは契約満了後にリース車両を自身の所有とした場合に限ります。買い取りやもらえるプランで車を自分のものにしないと無制限にはなりません。走行距離無制限を謳っているサービスでも車両を返却する場合は、走行距離制限が適用されるので注意してください。

まとめ

車のサブスクの走行距離制限は、リース車で走行できる上限距離のことです。走行距離は車の価値(残価)を一定以上に保つために設けられており、トータルの走行距離数が上限を超えると距離に応じた追加料金が発生します。

走行距離数の上限は、各社で異なりますが1,000km〜1,500kmで設定しているところが多く余裕を持った距離数です。日常使い程度であれば、上限を超える可能性は低いのであまり気にする必要はないでしょう。

走行距離の制限を短くすれば月額料金は安くなり、長くすれば高くなります。どれぐらいの距離を走るのか事前にシミュレーションして、ライフスタイルに合った月間走行距離を設定しましょう。

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