車のサブスクはカスタムできる!改造できる条件と注意点を解説

車のサブスク基礎知識

『車のサブスクってカスタムできるの?』
『改造したら罰金とかあるのかな?』
『リース車でもいじりたいな…』

車のサブスクを利用する上で「リース車は改造・カスタムOKなのか?」と気になっている方もいるでしょう。

結論を言うと、車のサブスクでは改造・カスタムは基本的に禁止されています。契約満了時に返却を前提としている車のサブスクの場合、原状回復を行うことがルールとなっています。

一方で、改造・カスタム可能な車のサブスクもあります。

当記事では車のサブスク改造・カスタムのルールや例外的にカスタムが認められるケースについてご紹介します。

近年サブスクがブームということもあり、カーリースも「サブスク」と表現されることが増えています。車のサブスクもカーリースも月々定額で自由にクルマを使えるという点には変わりありません。そのため、当サイトでは基本的に車のサブスクに統一し解説しています。厳密に言うと両者には違いがあるので、サービスを選ぶ際は提供内容をよく比較検討したうえで決めることをお勧めします。

車のサブスクとカーリースの違いについてはこちらの記事をご参照ください。

車のサブスクは改造・カスタムは基本的に禁止!その理由は?

車のサブスクでは、リース車両のカスタムは基本的に禁止されています。その理由は、契約したリース車両はあくまでもリース会社のものだからです。

契約者は月々のリース料金を支払いリース会社から3年屋5年といった期間を決めて借りている状態です。期間中は契約者がリース車を自由に使用できますが、その車の使用者は契約者となっていますが所有者はリース会社になっています

つまり、契約満了時にはリース会社に返却しなければいけないクルマなのです。返却を前提としているため残価設定しており、この残価は改造していない車が返却されることを想定して設定しているので、基本的に改造・カスタムは認められません。

リース会社は、返却された車両を中古車として販売します。中古車市場では、車は純正に近い状態であるほど価値が高く、改造されていると価値が下がるとされているのです。改造車では販売価格も低く利益も減ってしまうので、リース会社としては改造・カスタムは避けたいところなのです。

リース車を勝手に改造した場合の3つのペナルティ

リース契約者がリース会社に断りもなく勝手に改造やカスタムした場合、どのようなペナルティがあるのでしょうか。対応はリース会社によって異なりますが、主に次の3つのペナルティがあります。

  • 原状回復を求められる
  • 違約金の支払いを求められる
  • 買い取りを求められる

原状回復を求められる

勝手に改造した場合でも、リース車を原状回復(元の状態に戻す)し車の価値を下げなければ容認されることもあります。ただし、原状回復した際にかかる費用は契約者の自己負担となります。カスタムの程度によっては高額な費用がかかることもあります。

違約金の支払いを求められる

リース車を原状回復できないほど改造したり、改造自体を認めていないリース会社の場合、契約満了時に違約金を求められることがあります。場合によっては、契約満了を待たずに途中で打ち切られることもあるので注意が必要です。

買い取りを求められる

改造のレベルにもよりますが、車の買い取りを求められることもあります。この場合は、原状回復費用や違約金の支払いはありません。基本的には残価もしくは返却時の査定額のいずれかを一括払いとなります。

車のサブスクは月々定額払いで家計への負担が少ないことが魅力ですが、ルールを守らないことで大きなリスクを背負う可能性もあるのです。上記どのケースでも大きな費用がかかるため、すでに改造・カスタムしている場合は自己判断せずリース会社に相談するようにしましょう。

車のサブスクでカスタムできる条件

基本的に改造・カスタムは禁止とされている車のサブスクですが、純正オプションでカスタムする場合や車がもらえるプランであれば改造・カスタムが認められるケースがあります。

  1. 純正オプションでカスタム
  2. 保安基準に適しているカー用品
  3. 安全に使用するためとリース会社が判断
  4. 車を自分のものにできる車のサブスク

1.純正オプションでカスタム

リース車は、オプションの指定がない限りノーマルの状態で納車されます。

ですが、メーカーやディーラーが販売するオプションや用品は装着することが可能す。この場合、オプションや用品はリース料に組み込むことができます。

オプションを付けたいのであれば、契約時に申し出るとスムーズですね。

2.保安基準に適しているカー用品

納車後に自分で購入したカー用品でも「保安基準に適合しているのであれば取り付けOKとなるケースが多いです。要は違法性がないカー用品ですね。

※保安基準って何?

道路運送車両法において、自動車の構造・装置について、安全確保及び環境保全上の技術基準が定められています。これを「道路運送車両の保安基準」といいます。

引用元:国土交通省

たとえば、社外ナビやホイールであっても違法性がなければリース車に取り付けた改造ができるということです。もちろん、納車された状態(原状回復)に戻せることが大前提です。

ただし、この点はリース会社によって対応が異なるので取り付ける前にリース会社に相談することをおすすめします。

3.安全に使用するためとリース会社が判断

たとえば、リース契約される人が何らかの身体的障害を抱えている、あるいはリース期間中に何らかの障害を負ってしまったという場合がこのケースに当てはまります。

この場合、リース車を安全に使用するためには改造が必要とリース会社が判断すれば、改造などの変更が可能です。

こういった事情で改造が必要な場合は、あらかじめリース会社に相談しておきましょう。

4.車を自分のものにできる車のサブスク

車のサブスクはリース会社に所有権があるため、契約終了後は返却しなければいけません。そのため、改造やカスタムを原則禁止としています。

しかし、契約終了後に車がそのまま自分のモノになる場合であれば改造やカスタムは全く問題ありません。「残価を払って買い取る」という方法や一部の車のサブスクでは「車がもらえるプラン」があります

車がもらえるプランでは、残価は設定せず契約期間中に車両代金を全額払うため最後は車を自分のモノにすることができます。この方法であればリース会社に車を返却しなくていいので改造やカスタムも思いのままにできるということです。

自分好みの改造・カスタムをしたいという人は車がもらえるプランの車のサブスクを利用してはどうでしょうか。

【要注意】はじめからついていたパーツは保管しておくこと

リース車の改造は原状回復できれば基本OKです。ここで注意したいのが、改造によって取り外したパーツは必ず保管しておくこと

納車された状態に戻さなければいけないということは、改造で取り外したパーツが必要になるからです。無くしてしまうと原状回復できず、違約金を支払うことになるので元のパーツはきちんと保管しておきましょう。

ガッツリ改造したい人には車のサブスクは不向き

ここまで読めばおわかりかと思いますが、車のサブスクは車をガッツリ改造したい人には不向きなサービスだということです。

「ノーマル車よりもちょっとカッコイイ」「あれ?この車イジった?」という軽度な改造しかできませんので、ドレスアップやチューンアップをガチガチにやりたい人には物足りないのは間違いないでしょう。

トヨタKINTOはカスタムカーにも乗れる


出典:KINTO

トヨタの車サブスク「KINTO」ならモデリスタやGRパーツ仕様のカスタムカーにも月々定額で乗ることができます

KINTOでも改造やカスタムは禁止されていますが、トヨタのカスタマイズブランドからパーツとコンプリートカーがそれぞれ提供されているので、車のサブスクでも統一感と個性を備えた車が手に入ります。


出典:KINTO

しかもKINTOなら税金・保険・車検・メンテナンスすべて月額料金にコミコミだから、お金も車の管理もラクちん。月々の支払いは月額料金だけでいいので、急な出費も大きな出費も一切なくて安心です。

\面倒な手続き一切なし!/
KINTOの詳細はこちら>>

★KINTOならカスタムカーも月々定額で!★

▼関連記事▼
トヨタKINTOのデメリット2個を現役キントユーザーが解説します

まとめ

車のサブスクは基本的に改造・カスタムは禁止ですが、原状回復できる程度であればカスタムできるリース会社も多いです。安全にカーライフを送るためにもメーカーオプションやディーラーオプションなど純正品で楽しむのがおすすめです。

返却する前提なら納車された状態に戻さないといけませんので、車のサブスクは手軽にカスタムしたい人向けのサービスだと言えるでしょう。

\KINTOならアルファード・ヴェルファイアが買える/
KINTO公式サイトはこちら
\KINTOならアルファード・ヴェルファイアが買える/
KINTO公式サイトはこちら
タイトルとURLをコピーしました