『フラット7の評判ってどうなの?』
『どんなメリット・デメリットがあるのか教えてほしい』
今回は、株式会社オートコミュニケーションズが運営する車のサブスク(カーリース)「フラット7」を利用するユーザー98人を対象にアンケート調査を実施。※車のサブスクとカーリースは同じサービスです。
フラット7のどんなところが気に入ったか、イマイチなところ、改善してほしいところについて語っていただきました。
フラット7の利用を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
▼関連記事▼
車のサブスクの仕組みを徹底解説!今サブスクリプションが人気な理由
車のサブスクとカーリースは何が違うの?サービスやプラン内容で比較するとわかりやすい
フラット7とは
出典:フラット7
フラット7は、株式会社オートコミュニケーションズが運営するカーリース(車のサブスク)サービスです。
自動車整備工場や中古車屋が加盟店となり、各店舗が窓口となってサービスを展開しています。そのため、オンラインではなく店舗で申し込み・契約となります。
フラット7では、毎月リース料金を支払うことで新車に乗ることができます。リース料金は定額なので、月によって変動することはなく基本的に契約終了まで一定です。リース料金は、7年後の残価(将来の車の価値)をあらかじめ車両本体価格から差し引いた金額を84ヶ月(7年)で分割することで支払いを抑えています。
取扱車種は、公式サイトでは軽自動車のみの掲載となっていますが、国産車全メーカー・全車種から選ぶことができます。
フラット7は店舗契約なので、アフターフォローでお世話になる業者と直接コミュニケーションが取れます。車にもしものことが合ったときでも円滑に診てもらうことができ、疑問点も気軽に相談できるメリットがあります。
一方、店舗で契約するということはそれによって手数料が発生するので、オンラインで直接手続きできる他のサービスと比べると割高になるのがデメリットです。また、来店が必須なため手間がかかります。
【良い口コミ】フラット7のメリット3つ
フラット7の良かった点・メリットだと思う点について特に多かったのが次の3つです。
- お手頃な価格で新車に乗れる
- 車検費用もコミコミでまとまった支払いをなくせる
- 販売店で申し込み・契約できる
1.お手頃な価格で新車に乗れる
フラット7の一番のメリットは月々お手頃価格で新車に乗れること。今回のアンケート調査で最も高評価が多かった項目です。
支払いを抑えるのに中古車を購入する手もありますが、中古車を探す手間がありますし、故障のリスクが大きいです。
フラット7なら残価を高く設定するので月々の料金は安くでき、新車を諦めずに乗ることが可能です。
2.車検費用もコミコミでまとまった支払いをなくせる
フラット7の月額料金には車検代とオイル交換などのメンテナンスもコミコミになっています。車関連の大きな出費と言えば車検代ですが、フラット7なら月額払いにできるので、車検のたびにまとまった支払いを心配することがなくなります。
大きな出費に備える必要がなくなるのはメリットですよね。
3.販売店で申し込み・契約できる
近年、各自動車メーカーも車のサブスクを販売していますが、多くのサービスはオンラインで手続きするタイプです。
オンラインのほうが手間がかからずラクですが、お店でスタッフに詳しく話を聞きたい方やメンテナンスを任せるところで直接契約したい方にとっては、販売店で申し込み・契約できるのはメリットと言えるでしょう。
<スポンサーリンク>
【悪い口コミ】フラット7のデメリット4つ
フラット7のイマイチな口コミは主に次の4つでした。
- 残価精算のリスクが高い
- WEB申し込みできない・来店が必要
- 走行距離制限がある
- 「車がもらえる」プランがない
1.残価精算のリスクが高い
フラット7は他のサービスと比べると月々の料金が安いのが一つの特徴です。
月々の支払いが安い理由のひとつが「残価を相場よりも高額設定しているから」です。
確かに、残価を高く設定すれば月々の支払額は安くなりますが、その分リスクを伴うということは覚えておいてください。
▼関連記事▼
カーリースには残価設定がある?残価ありのデメリットと注意点を解説
車のサブスクの残価精算とは?追加精算3つの条件とリスク回避できるリース会社3選
残価というのは将来の車の価値のことで、たとえば7年後のこの車の価値は50万円として残価設定しても、いざ7年後にその車を査定したら20万円の価値にしかならないということも十分起こりえます。
そして問題なのが、フラット7では残価保証はしてくれないこと。
ディーラーなどで行っている残クレ(残価クレジット)だと、残価保証があるため、万が一残価よりも車の価値が下がってしまってもその差額を支払う必要はありません。
▼関連記事▼
車のサブスクと残クレ2つの違い!どんな人におすすめなのか解説します
車のサブスクの残価精算とは?追加精算3つの条件とリスク回避できるリース会社3選
ですが、フラット7では残価保証がないので、もし差額が発生した場合は利用者が払わなければいけないのです。たとえば、残価50万円で設定して、契約終了時の車の価値が20万円だった場合は差額の30万円を利用者がお店に払わないといけません。
特にフラット7の場合は、残価設定が他社よりも高額なので要注意です。月額料金の安さだけで決めるのは非常に危険です。契約時には残価設定が妥当なのかきちんと確認しましょう。
2.WEB申し込みできない・来店が必要
フラット7への申込みは各販売店のみとなります。他のサービスのようにWEB申込み・契約手続きができません。
対面で手続きできる方が安心という方にとってはメリットですが、来店不要で済ませたいと思っている方には店舗に行く手間がかかるのでデメリットになります。
また、近くにフラット7が申し込みできる販売店がないとなると更に手間がかかりそうですね。
3.走行距離制限がある
フラット7には年間10,000kmの走行距離制限があります。
日常使いであれば問題なさそうですが、長距離運転をよくされる方や通勤で毎日のように車を使う方には物足りない距離数かもしれません。
もし、距離制限をオーバーした場合は契約終了時に清算金が求められます。
▼関連記事▼
カーリース(車のサブスク)はなぜ走行距離制限があるの?無制限のカーリースはないの?
4.車がもらえるプランがない
今や多くのリース会社が導入しているプランに「車がもらえる」があります。その名の通り、契約終了と同時にそれまで乗っていた車をリース会社に返却せずもらうことができるプランです。もちろん名義も変更するので、完全に自分の車として使用することができるようになります。
フラット7の場合、最終的に車を自分のモノにするには買取するしかありません。買取だと、契約終了時に残価を一括支払いしないといけないのでまとまったお金が必要で負担が大きいです。
一方、車がもらえるプランなら車両代を期間中に分割で全額支払っているので最後にまとまった支払いをすることなく車を自分のモノにできます。残念ですがフラット7には車がもらえるプランはなく、自分のモノにしたい場合は買取となることは覚えておくといいですよ。
▼関連記事▼
【1,290人の口コミ】車がもらえるカーリース(サブスク)TOP5!ユーザー評判の良い会社はココだ!
フラット7の注意点3つ
フラット7を利用するうえでの注意点を3つ紹介します。
- オープンエンド方式のメリットとリスクについて
- 中途解約は高額な違約金の支払いが必要
- ボーナス払いについて
1.オープンエンド方式のメリットとリスクについて
フラット7では「オープンエンド方式」と呼ばれる契約方式で契約することになります。
車のサブスク・カーリースには「オープンエンド方式」「クローズドエンド方式」の2種類の契約方式があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
オープンエンド方式は、
- 残価を高く設定して月々の支払額を安くできる
- 残価を支払い車を買い取ることができる
このようなメリットがある一方で、契約終了時の車の価値が残価を下回っている場合は、その差額を利用者が支払わなければいけないというデメリットがあります。
残価を高くすればするほど、月々の支払額は安くできますが、その分残価精算のリスクが上がるということは理解しておく必要があります。
いざ、契約終了となり車を返却したら数十万円の残価精算を請求されるということは決して珍しいことではありません。このようなリスクを常に心配しながら乗るのはイヤだという方はフラット7はおすすめできません。
▼関連記事▼
カーリース(車のサブスク)の契約はオープンエンドとクローズドエンドどっちがいいの?
2.中途解約は高額な違約金の支払いが必要
フラット7は契約期間中の途中解約も可能としていますが、これには途中解約金や違約金の支払いが必要となりますので要注意です。
途中解約金の計算方法は基本的には以下の通り。
(残りの期間分のリース料金+残価)-(未経過費用+車両査定価格)+手数料
残りの期間が長いほど、残価が高額であるほど解約金は高額になります。
▼関連記事▼
カーリースは中途解約できない!?解約の条件と中途解約のリスクを防ぐ方法を解説
「解約金なし」で途中解約できるカーリース(車のサブスク)5選!安心してクルマに乗りたいならココ
3.ボーナス払いについて
フラット7は月々8,800円~新車に乗れることをアピールしていますが、これは年2回のボーナス加算払いをした場合の料金設定です。
ボーナス払いなしの場合は、+月々5,500円程度かかりますので、車種によっては月々の支払いが2万円を超えてしまいます。
激安リースを謳う会社ではよくある手法ですので、月々の料金はよく確認するようにしましょう。
<スポンサーリンク>
フラット7をオススメする人・オススメしない人
出典:フラット7
こんな人にフラット7はおすすめ
- まとまった出費なしで新車に乗りたい
- 月々の費用を抑えたい
- 7年程度で車を返却・乗り換えるする予定の人
こんな人にはフラット7はおすすめしない
- 残価精算が心配な人
- 最終的に車は自分のモノにしたい人
- 長距離運転する人
- カスタマイズしたい人
車のサブスクを利用したいけど残価精算が心配という方には「車がもらえるサブスク」がオススメです。
契約終了時に車が自分のモノになるからリース会社に返却しなくていいですし、返却しないということは残価精算もないからです。
詳しくはこちらをご確認ください。
【1,290人の口コミ】車がもらえるカーリース(サブスク)TOP5!ユーザー評判の良い会社はココだ!
フラット7の基本情報(料金・オプション・サービスなど)
フラット7の料金・価格
リース料金(税込み) | |
---|---|
リース料金(月額) | 8,800円~ ※2023年3月1日時点 |
リース料金に含まれている内容 | |
車両代金 |
|
各種税金 |
|
保険 | 自賠責保険 |
メンテナンス |
|
フラット7のメンテナンスオプション
メンテナンス料金(月額) | |
---|---|
スタンダードプラン (月々2,750円) |
|
プレミアムプラン (月々4,950円) |
|
フラット7のサービスについて
サービス | |
---|---|
サービス利用可能エリア | 全国 |
対象車種 | 国産車・全車種 |
契約対象者 |
|
契約期間 | 7年 |
契約方式 | オープンエンド方式 |
走行距離制限 | 10,000km/年 |
申込方法 | 店頭申込 |
支払い方法 | 口座引落 |
支払い方式 |
|
中途解約 | 可(中途解約する場合は違約金の支払いあり) |
契約満了時の選択肢 |
|