『もうすぐ車検だけど、買い換えようかな…』
『車検に通すか、買い換えるか、どう判断すればいいの?』
『どっちを選んでもまとまった費用がかかるのがなぁ…』
車検の時期が近づくと、それまで乗り続けたクルマを買い換えるべきか、そのまま車検を受けたほうがいいのか迷う方も少なくありません。
双方にメリット・デメリットがあり、クルマの状態によってもどちらがおトクなのかが変わってきます。
この記事では、車検に通すか買い換えるかの判断基準と費用を抑えながら新車に乗り換える方法について解説していきます。
車検に通す?買い換える?判断する目安は3つ
車検に通すか、それともクルマを買い換えるかを判断する目安は3つあります。
- 年数
- 時期
- 走行距離
1.年数
クルマは年数が多くなると車検時に支払う「自動車税」と「自動車重量税」が高くなります。
普通自動車の自動車税と自動車重量税を年数ごとに見てみましょう。
- 自動車税
排気量 | 新規登録から13年未満 | 新規登録から13年以上 |
---|---|---|
軽自動車 | 7,200円 | 12,900円 |
1,000cc以下 | 29,500円 | 33,925円 |
1,000超〜1,500cc以下 | 34,500円 | 39,675円 |
1,500超〜2,000cc以下 | 39,500円 | 45,425円 |
2,000超〜2,500cc以下 | 45,000円 | 51,750円 |
2,500超〜3,000cc以下 | 51,000円 | 58,650円 |
3,000超〜3,500cc以下 | 58,000円 | 66,700円 |
3,500超〜4,000cc以下 | 66,500円 | 76,475円 |
4,000超〜4,500cc以下 | 76,500円 | 87,975円 |
4,500超〜6,000cc以下 | 88,000円 | 101,200円 |
6,000cc超 | 110,000円 | 127,650円 |
※2019年9月30日以前に新規登録された自家用乗用車の場合
※13年以上経過したクルマの自動車税額は、13年未満の税額に15%を加えた概算
- 自動車重量税
車両重量 | 初回〜12年 | 13年経過 | 18年経過後 |
---|---|---|---|
軽自動車 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
0.5t以下 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
〜1t | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
〜1.5t | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
〜2t | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
〜2.5t | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
〜3t | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
また、クルマは経過年数によって売却価格も変わってきます。年数が経過するほどクルマの価値は落ちてしまうため、売却価格は低くなっていきます。
年数が多いと車検の税金が多くなる上に、故障する可能性が高くその分修理代が余計にかかるかもしれません。
費用面を考えると、13年を経過する前にクルマを買い換えるほうがお得です。
2.時期
クルマの買い替えがお得になる時期は以下4つあります。
- 車検前
- 新型モデルの発売前
- 故障時
- カーローンの完済時
車検前に買い替えすれば車検代を払わなくて済みますし、故障の場合は修理の手間と費用をなくせます。
新型モデルが発売される場合も買い替えがお得な時期です。なぜなら、旧型モデルの価値は下がるからです。
カーローンを完済しているなら、クルマの売却を検討してもいいかもしれません。売却価格がそのまま自分のお金になります。
クルマは年数が経つほど価値が下がりますので、上記の時期でクルマの買い替えを考えているなら早めに売却されることをおすすめします。
3.走行距離
クルマは走行距離が多くなると部品の故障や不具合が出やすくなります。目安としては軽自動車が8万km、普通自動車は10万kmです。
また、車の売却においても走行距離は大いに関係があります。一般的に走行距離が短いクルマが高く買い取ってもらえます。10万kmを超えると下取りだと値段がつきにくく、買い取りでも安くでしか買い取ってもらえない可能性が高いです。
【1,113人アンケート調査】多数の人が所有期間7年未満でクルマを手放している
クルマは13年以上経過すると税金や修理費が増えていくことから、車検前は買い替えの目安の一つです。ただ、13年経つまでは乗り続けたほうがいいかと言うとそうとも限りません。
クルマは年数が多くなるほど売却価格が低くなるからです。特に10年以上経過したクルマは価値が一気に下がってしまいます。
当サイトでは20〜60歳の男女1,113名を対象に、クルマの所有期間のアンケート調査を行いました。下記グラフからわかるように半数以上が所有期間7年未満でクルマを手放し、買い替え・乗り換えをしています。
7年未満のクルマはだままだ状態がよく問題なく乗れます。売却価格が下がる前に手放していることが予想できるため、適切なタイミングで買い換えることをおすすめします。
クルマを買い替えず車検に通すメリット・デメリット
車を買い替えないで車検に通す場合のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
クルマを買い替えず車検に通すメリットは以下の3つです。
- 新しい車を選んだり、書類の準備などの手間と時間がかからない
- 買い替えに比べて費用を抑えられる
- 今のクルマにあと2年乗れる
新しくクルマを購入するとなると、どんなクルマにしようか、購入方法や必要なものを準備したりなど手間と時間がかかります。それが楽しみの一つと考えることもできますが、車検の場合はそういった手間暇はかかりません。
新しくクルマを購入することを考えると費用はぐっと抑えられます。クルマを購入するとなると車両本体価格の1〜2割程度の初期費用が必要とですから、車検に通すよりも費用がかかってしまいます。
また、車検に通せばあと2年は同じクルマに乗り続けられます。クルマに故障や不具合がなく、乗りたいクルマも特にないのであれば、そのまま乗り続けたほうがトクですし効率がいいです。
デメリット
デメリットは、費用と時間がかかることが挙げられます。年数が多い古いクルマや走行距離が多いクルマは車検時に交換が必要となる部品が出てくる可能性が高く、整備費用の負担が大きくなりがちです。
- タイミングベルト
- ベルトテンショナー
- ウォーターポンプ
- バッテリー
- タイヤ
- ワイパー
これらは車検時に交換を勧められる代表的な部品で、きちんと交換していないとある日突然動かなくなり多額の臨時出費に繋がりかねません。
上記の部品を交換した場合の車検費用は、軽自動車で15万円程度、ミニバンで30万円程度かかります。
また、クルマが古いと車検に時間がかかりますし、故障が頻繁に起きて余計な費用がかかるかもしれません。
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車検って何?いつやるの?目的・費用・期間など基礎知識を解説
出典:KINTO
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車検の前にクルマを買い替えるメリット・デメリット
車検前にクルマを乗り換えるメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
- 車検代がかからない
- クルマの価値が下がる前に売れる
- 好きなクルマ、新しいクルマに乗れる
車検は、軽自動車で7万円、普通自動車で10万円ほどの費用がかかります。車検は車に乗るためには欠かせませんが、負担が大きいですよね。しかし、車検前に買い替えすれば車検代を浮かすことができますし、その分クルマの購入費用にあてられます。
また、クルマの下取り価格は年数が経過するほど査定価格は下がっていきます。早めにクルマを手放すことで乗り換えるクルマの購入資金に回すことができます。
そして最も大きなメリットは、新しいクルマに乗れることです。以前は付いていなかった機能や居住性・快適性の向上、最新の安全技術がついているなど安心に乗ることができます。
デメリット
- 購入費用の負担が重い
- 売却手続きに手間と時間がかかる
新たにクルマを購入するとなると、その分の資金が必要で経済的な負担が重くなるのはデメリットと言えるでしょう。
車検前に買い換えるなら、クルマの売却費用を調べたり、書類の準備や手続きなど手間と時間がかかります。加えて、年数によっては購入費用の元が取れないまま売却することになるので経済的な負担が大きくなることも覚悟しておかなければなりません。
車検・乗り換えのおすすめ比較
こんな人は車検がおすすめ
- まだまだクルマの状態が良い
- 費用をかけずにクルマを使いたい
- 今のクルマが気に入ってるから長く乗りたい
クルマの不調がなく、点検や整備にさほど手間がかからない状態であれば車検に通したほうが費用を安く抑えられるでしょう。また、長く乗り続けることで愛着が湧くことも当然あります。
今すぐにでも車を乗り換えなければいけない理由がない限り、車検に通し、きちんと整備して長く乗り続けるのも一つの選択肢です。
こんな人は買い替えがおすすめ
- 古いクルマに車検や修理費用をかけたくない
- どうしても乗りたいクルマがある
- 今乗ってるクルマが気に入らない
- 結婚や出産などライフステージの変化がある
- クルマが不調になる頻度が増えた
どうしても乗ってみたいクルマがある、気になるクルマがあるというのであれば乗れるうちに乗っておくのがいいかもしれません。
また、結婚する、家族が増えるなどライフスタイルに変化が生じてそれにあった車を求めている場合も先を見越して乗り換えておくことも手です。
クルマの調子が悪くなったり、故障する頻度が増えてきたと思ったら買い替えを視野に入れることも必要です。
買い換えるなら車のサブスク(カーリース)がおすすめ
車検前にクルマを買い換えようと考えているのなら、車のサブスク(カーリース)を利用するのも一つの方法です。
車のサブスクとは、月々定額料金を支払うことで新車を利用できるサービスです。
ユーザーが選んだ新車をリース会社が購入し、ユーザーは定額料金を支払うことでマイカーのように使用できるという仕組みです。
ここでは新車へ買い換えるよりも車のサブスクが選ばれる理由についてご紹介します。
- 頭金なし、月々定額で利用できる
- 税金・保険・車検コミコミで急な出費なし
- 好きなクルマの新車に乗れる
1.頭金なし、月々定額で利用できる
車のサブスク(カーリース)最大のメリットは、頭金を用意することなく月々定額で新車を買うよりも安く利用できることです。
初期費用が必要ないので、貯金がない、まとまったお金を用意できないという方でも新車に乗れます。
2.税金・保険・車検コミコミで急な出費なし
車のサブスク(カーリース)では、月々支払う定額料金に税金や保険などの諸費用がコミコミ。メンテナンスパックをつければ車検代やメンテナンス代もコミコミにできます。
税金や保険料を自分で支払う必要がなく、車検時にまとまった費用を支払う必要もありません。
クルマの維持費用もコミコミにすることで、急な出費や大きな出費もなくなり家計管理も楽になります。
3.好きなクルマの新車に乗れる
多くのリース会社は国産車の全メーカー・全車種を扱っており、自分で好きなクルマを選ぶことができます。
所有しているのはリース会社ですが、月々定額料金を支払うことでマイカー同然に好きなクルマを運転することができます。