『トヨタのKINTOって料金高すぎじゃない?』
『キントは他のサブスクと比べて料金が高く感じるのは気のせい…』
『月額料金が高いのがKINTOの欠点かな…』
トヨタの車サブスク「KINTO(キント)」は料金が高すぎるという意見を多く見かけます。果たしてそれは本当なのでしょうか?
また、なぜ料金が高いと感じるのか?その理由も気になるところですね。
今回は、トヨタKINTO(キント)と他社のサブスク(カーリース)、購入(現金一括・ローン)と料金を比較し、本当にKINTO(キント)の料金は高すぎるのか検証していきたいと思います。
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トヨタKINTO(キント)は高すぎる?他社サブスクと価格を比較
出典:KINTO
トヨタのKINTO(キント)は他社のサブスクリプションサービス(カーリース)と比べて料金は高すぎるのか見ていきましょう。
比較するのは、非メーカー系のサブスク「コスモMyカーリース」「定額カルモくん」「カーコンカーリースもろコミ」「リースナブル」の4社です。
※非メーカー系…自動車メーカー以外の会社が運営する車サブスク
各社のサービスの大きな違いは契約方式です。
契約方式 | クローズドエンド方式 | オープンエンド方式 |
---|---|---|
該当サービス | ||
特徴 |
|
|
※中古車市場価値の下落による残価精算に限ります。車両の傷・凹みの程度や走行距離超過によっては追加費用がかかる場合もあります。
この契約方式も加味してKINTO(キント)と他社サブスクの料金を比較していきたいと思います。
KINTO(キント)は、月額料金に税金や自賠責保険だけでなく、任意保険・車検代・メンテナンス費用も標準で含まれています。他社のサブスク(カーリース)もそれに近い条件にあわせて料金を算出しています。
ただし、他社のサブスクは任意保険料を月額料金に含められないので任意保険料だけは別途支払いが必要という点はご了承ください。
※車のサブスクとカーリースは同じサービスです。
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KINTO(キント)vs他社サブスク 料金比較①:RAIZE(ライズ)
車種:ライズ グレード:Z ガソリン車(2WD)
※価格は2023年9月22日時点
3年 | 5年 | 7年 | 月額料金に含めることができない費用 | |
---|---|---|---|---|
KINTO | 39,490円 | 36,740円 | 34,650円 | なし |
コスモMyカーリース | 60,170円 | 46,420円 | 41,140円 | ・任意保険 ・代車 |
定額カルモくん | 63,162円 | 50,116円 | 43,809円 | ・任意保険 ・消耗品(一部) ・代車 ・ロードサービス |
カーコンカーリース もろコミ |
- プランなし |
- プランなし |
43,330円 | ・任意保険 ・代車 ・ロードサービス |
リースナブル | 35,200円 | 31,900円 | – ※プランなし |
・任意保険 ・消耗品(一部) ・代車 ・ロードサービス |
※価格は2023年9月22日時点
車種:ハリアー グレード:Z ガソリン車
※価格は2023年9月22日時点
3年 | 5年 | 7年 | 月額料金に 含めることができない費用 |
|
---|---|---|---|---|
KINTO | 69,630円 | 64,970円 | 61,160円 | なし |
コスモMyカーリース | 101,090円 | 77,770円 | 68,640円 | ・任意保険 ・代車 |
定額カルモくん※1 | 77,065円 | 61,060円 | 66,280円 | ・任意保険 ・法定点検 ・点検整備 ・消耗品 ・車検 ・代車 ・ロードサービス |
カーコンカーリース もろコミ |
- プランなし |
- プランなし |
76,120円 | ・任意保険 ・代車 ・ロードサービス |
リースナブル | 49,500円 | 46,200円 | - プランなし |
・任意保険 ・消耗品(一部) ・代車 ・ロードサービス |
※1.定額カルモくんはハリアーにメンテナンスパックが付けられません。
車種:ヴォクシー グレード:S-G ガソリン車
※価格は2023年9月22日時点
3年 | 5年 | 7年 | 月額料金に 含めることができない費用 |
|
---|---|---|---|---|
KINTO | 56,540円 | 52,580円 | 50,160円 | なし |
コスモMyカーリース | 83,160円 | 64,020円 | 56,540円 | ・任意保険 ・代車 |
定額カルモくん※1 | 63,315円 | 52,810円 | 57,700円 | ・任意保険 ・法定点検 ・点検整備 ・消耗品 ・車検 ・代車 ・ロードサービス |
カーコンカーリース もろコミ |
- プランなし |
- プランなし |
62,150円 | ・任意保険 ・代車 ・ロードサービス |
リースナブル | 47,300円 | 40,700円 | – ※プランなし |
・任意保険 ・消耗品(一部) ・代車 ・ロードサービス |
※1.定額カルモくんはヴォクシーにメンテナンスパックが付けられません。
このように、他のサブスクもKINTO(キント)に条件を合わせると、KINTO(キント)の月額料金が高すぎるということはなく、むしろ安いという結果になりました。しかも、KINTO(キント)以外のサブスクは任意保険料が月額料金に含まれていないことを考えると、KINTO(キント)を利用するほうがお得です。
また、リースナブルのほうがKINTOよりも月額料金は安いですが、月額料金には任意保険や消耗品(一部)などが含まれていないため別途費用が発生します。さらにリースナブルは、オープンエンド方式で契約するため残価を高く設定することで月額料金を安くできています。オープンエンド方式は、契約終了時に追加費用の請求リスクがあります。
また、リースナブルは走行距離の上限が750kmと異常に短いのも価格が安い理由の一つです。走行距離をオーバーすると1kmあたり◯円の追加費用を取られるので、日常的に車を使う方、通勤をメインに乗られる方はリースナブルはおすすめできません。
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トヨタKINTO(キント)は購入と比べて高すぎる?現金一括・ローンと料金を比較
では、次にKINTO(キント)と現金一括・自動車ローンで購入した場合の料金を比較してみます。
料金の比較にはKINTO(キント)公式サイトの料金比較ツールを用います。
車種は「アクア」、利用期間は5年とします。現金一括払いと自動車ローンの支払いプランは、KINTO(キント)の月額料金に含まれるサービス内容(任意保険、メンテナンスなど)と同等で計算してます。
車種…アクア グレード…ハイブリッド X 1.5L
任意保険の等級次第でKINTO(キント)がお得か、購入がお得か変わってきますね。
車両代金だけでなく、税金や車検、メンテナンス費用、保険料など車にかかる維持費も含めて比較するとKINTO(キント)は高くないことがわかります。
一台を長く乗るなら購入するほうが費用面は得しますが、KINTOは車に関するあらゆる手間をなくすことができ、より気軽に車に乗ることができます。
手間をかけたくない、面倒なことは避けたいという人にKINTOはおすすめです。
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トヨタ・KINTO(キント)が高すぎると言われる3つの理由
トヨタのKINTO(キント)は、SNSや口コミ掲示板などで「料金が高い」「高すぎる」といった料金面の批判が多いです。
高いと感じる基準は人それぞれですが、なぜ高いと感じるのか?をネットでアンケート調査してみました。
アンケート実施方法 | クラウドワークス、ランサーズ |
---|---|
調査地域 | 全国 |
調査対象 | 10代~70代・男女 |
調査期間 | 2021年8月15日~2023年9月15日 |
有効回答数 | 457サンプル |
アンケート調査の結果、KINTO(キント)が高すぎると言う理由で特に多かったのは次の3つです。
KINTO(キント)が高すぎると思う理由①:自分のモノにならないのに月数万円を払うから
まずKINTO(キント)の仕組みについてカンタンに解説します。
KINTOは、仕組みとしてはカーリースと同じです。KINTOがクルマの所有者となり、契約者(あなた)は定額料金(リース料金)を払うことでKINTOのクルマに乗ることができます。
車の所有権はKINTOにありますが、レンタカーやカーシェアリングとは違ってマイカーのように新車を使用できます。
契約終了後はKINTOにクルマを返却となります。基本的に残価の精算はなく、傷や凹みが想定の範囲内であれば修理費用の請求もありません。走行距離もオーバーしてなければ追加費用も請求されません。
KINTOは残価精算のリスクがない点も含めて便利なサービスですが、クルマが自分のモノにならないのに月々数万円のお金を払うことに高いと感じる方が多いようです。
後述しますが、KINTOは一定期間だけクルマを使用したい人にとってはお得ですが、KINTO(キント)からクルマを借りていることを割り切れない人にとっては高いと感じるのかもしれません。
クルマは自分のモノにならないとイヤだと言う人にはKINTOは向いていません。
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KINTO(キント)が高すぎると思う理由②:サブスクなのに維持するための費用がかかるから
KINTO(キント)サブスクとか言ってるけど、月数万円を払い続けないといけなくて、それができなければクルマは維持できず返却になるからサブスクと言うかカーリースではないでしょうか。クルマに興味がない世代に維持するための費用を払い続けるのは酷でしかないでしょう。
KINTO(キント)の月額料金には車検や点検整備などクルマを維持するために必要なメンテナンス費用も含まれています。
こうした維持費用が含まれて契約満了時まで月々数万円の支払いをすることが高すぎると感じる方が多いです。
これはKINTO(キント)に限ったことではなく、カーシェアリングやレンタカーで無い限り、マイカーとして使用するならそこにかかる維持費用は必要経費と言えます。
クルマを維持するために費用がかかることを割り切れないない人は、KINTO(キント)だけに限らず、クルマのリースや所有することは向いていないと言えます。
KINTO(キント)が高すぎると思う理由③:他の購入方法と比べて月額料金が高いから
KINTO(キント)が高すぎると感じる理由として特に多かったのが「他社のサブスクや購入との比較」でした。
他社や現金一括・カーローンと比べてKINTO(キント)は高すぎるという意見はSNSなどの口コミでも多く見受けられました。
ただ、「KINTO(キント)は高すぎる?他社サブスクと価格を比較」で解説したとおり、車にかかる維持費も含めて比較するとKINTO(キント)が高くないことがおわかりいただけます。
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トヨタKINTO(キント)はどんな人におすすめ?
車のサブスクやカーリースの利用を検討している方は、
結局のところ「KINTOはどんな人におすすめ?」かどうかが気になっているのではないでしょうか。
結論を言うと、
- 頭金0円・初期費用の支払いなし
- 毎月の支払額が一定で管理しやすい
- 急な出費がない、まとまった支払いがない
- 車のあらゆる手間をなくせる
これらに魅力を感じ、短期間の利用を考えているならKINTOはおすすめです。
KINTOは契約期間が3年/5年/7年の短期~中期となります。他社のサブスクでも定額カルモくんやオリックスカーリースいまのりは3年程度のリースも可能ですが、短期リース希望ならKINTOのほうがおすすめです。
なぜなら、KINTOは任意保険や車検費用、メンテナンス費用までも月額料金にコミコミとなっているからです。
他社のサブスクではこれらの費用はオプションとなっているか、一部含まれていてもサービス内容はKINTOに劣ります。
同じように任意保険や車検費用、メンテナンス費用も含めるとKINTOほど安い金額で提供することはできません。
一方、7年以上の長期間で契約し契約満了後は返却かクルマをもらいたいという方には、長期プランが契約可能なサブスクがおすすめです。
短期間で車を乗り換えたい人にKINTO(キント)はおすすめ
KINTOの魅力は短期間でクルマを利用することができることにあります。期間を短くすることで、ライフステージが変わっても気軽に別のクルマに乗り換えることができます。
その時の生活スタイルにあったクルマ、乗りたいときに乗るクルマを選べるのは短期リースのKINTO(キント)ならでは。
KINTOでは最新の機能や設備を備えたトヨタの新型モデルに月々定額で乗り続けることができるのも大きな魅力。
加えて、任意保険や車検、メンテナンスが料金に含まれているので余計な出費がなく家計管理が驚くほどラクです。KINTO(キント)の任意保険は車両保険も付帯されており、万が一の事故でも自己負担額は最大50,000円までと明確なので強い安心感が得られるのもKINTOの魅力と言えます。
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